キツネノカミソリ他、大水害のことなど [2022年08月06日(Sat)]
2022年8月5日(金) 〜 キツネノカミソリ 他、大水害のことなど 〜
冒頭の写真は深山頂上から見る角田市。右奥に見えるはずの蔵王山は今日も不機嫌で顔を見せない。下の写真は7/31日のもの。その蔵王山の向こうは山形県で、去る3日、隣接する新潟県と共に線状降水帯による大雨により大きな水害が発生した。 当ブログ担当の長岡は山形県小国町の出身。小国は新潟県の県境に位置する。両県をまたぎ、小国と小国に隣接する各市町村に多くの親戚・友人・知人がいる。一夜明けて4日、電話で無事の確認に精出した。幸い全員の無事と家屋の安全が確認できてひとまずほっとした。 そして思い起こすのは遠い昔の大水害(羽越水害)の凄まじい様子だ。いまから55年前、昭和42年8月のことだ。小国町の中心部を流れる横川と、その下流で合流する荒川の大氾濫により小国町と新潟県関川村が最大の被災地となり、国道・鉄道が各処で寸断され復旧に相当な年月を要した。その年の10月、我々は結婚し、水害を理由として、知人も遠くの親戚もほとんど呼ばない小披露宴で終わらせたのだった。羽越水害(小国町)の様子はこちらから。 今回の水害は山形・新潟両県の他にも、日本海側の各県で相当な被害をもたらした模様。被災各地の皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を切にお祈り申し上げます。 深山各所にキツネノカミソリが色鮮やかに姿を現した。2枚目の写真は、頂上でお目にかかり同行下山をお願いしたご婦人。岩沼のSさん。優しい笑顔に汗が光っている。 8/2、足元に見つけたウワミズザクラの実 同じく8/2のハナイカダ |