クモキリソウ / キッコウハグマ / ノギラン / クルマユリ [2020年07月03日(Fri)]
2020年7月2日(木) 〜 クモキリソウ・キッコウハグマ・ノギラン・クルマユリ 〜
クモキリソウ(ラン科・クモキリソウ属) クモキリソウはクモチリソウ(蜘蛛散草)の誤伝だろうと前から考えている。花のつき方がまるでクモの子を散らしたように見えるから。葉は絹のような繊細さで輝く。これが好き。深山でも一番の急坂・鹿落ち坂に多い。ほかではあまり見当たらない。盗掘厳禁。言うまでもない。 キッコウハグマ(キク科・モミジハグマ属) 見事というほどちっちゃな草花だが、葉はすっきりと基部に集まる。小さすぎてピント合わせに苦労する白い花は、秋を待って咲く。 ノギラン(キンコウカ科・ソクシンラン属) 深山では特に少年の森のショウジョウバカマの径に多い。ショウジョウバカマの花後に、同じ場所から同じような葉を出すので、ショウジョウバカマって面白い草花だな〜、なんて思っていた。10年前ごろの話。これが全く違うノギランという植物であることを知って大いに安堵したものだ。開花まであと10日ほどか。 クルマユリ(ユリ科・ユリ属) 開花まであと少し。盗掘されることが多く憂慮されるが、いままでなかった場所にも散見するようになったのが救い。 |