みちのく潮風トレイル・刈払いNo.4 他 [2019年06月02日(Sun)]
2019年6月1日(土)-1- 〜 みちのく潮風トレイル・刈払いNo.4 / エゴノキ他 〜
一昨日の疲れが抜けきれない。気ばかり急いても事はうまく進まないが、今日も出かける。鐘の点検も必要。亀石コースより入山、溢れるばかりに咲き誇るエゴノキの花は馥郁と芳香を放つ。香りには、クリの花のそれを少し弱めた感じがある。 続いてガマズミ。 鎮魂の鐘の下の斜面にはオオイタドリが大繁茂。 ノアザミが綺麗に咲いて ウマノアシガタにかわってハナニガナが輝きを増した。 頂上を10時出発、稜線の登山道を北へ作業を進める。正午丁度にバナナ2本とコーヒーのランチ。少時仰向けになって大自然の空気を満喫。汗ばんだ体にそよ風が心地いい。作業再開12時40分。終了14時40分。総体で1qほどの刈払い。帰途の写真は南から順に。 所々で「みちのく潮風トレイル」の表示テープを補充貼付け。 国見台にたどり着いてホッとする。 今年、気づいて嬉しく思うのは、あれだけ危機に瀕していたヤマユリが復活の兆しを見せていること。大震災の前年辺りまで、少年の森周辺のヤマユリの種をもらい受けて、特にここ国見台を中心にまき散らしたが、いくらか効果が出始めたのだろうか。間もなく花芽をつけるはずのヤマユリを、間違って刈払わないように気配りするのも大事な仕事。 国見台から鹿落ち坂を下り、亀石コースへ帰路をとる。ここでもエゴノキの落花が目立つ。 まだ日の高い午後の木漏れ日に映された自分の影は、まるで南洋の二等兵。 誰かが積んでくれたケルン状の石は人の座像を思わせて面白い。 わが忠犬ハチ公は水道タンク前で不平をこぼさず待ち受ける。 ここに自生するフキは高品質だが、だれも採らない。小生だけが今年初めて採取、太く柔らかく、身欠きにしんや筍と煮付ければいたって美味。 |