鹿児島のGAP食材がいっぱい かごしまフェア(1月31日ー2月13日)
[2022年01月31日(Mon)]
GAP総合研究所 所長の武田泰明です。
鹿児島県のGAPの歴史は古いです。
なんと、JGAPが登場するより前の2004年から鹿児島KーGAPは始まっています。
東京オリンピックへの対応として整備された都道府県GAPが多い中、鹿児島K-GAPは筋金入りです。
さて、このK-GAPだけでなく、鹿児島県内のGAP認証食材を集めたフェアが下記の通り開催されます。
★ばれいしょのロースト
★きくらげのポルチーニクリーム煮
★豚とりんごのキャセロール煮込み
★カンパチと季節野菜のラグーソース
★チキンの鉄板焼き
★マダイのカルパッチョ
★クルマエビの天ぷら(ディナーのみ提供予定)
などなど、美味しい料理がビュッフェで食べ放題の2週間です。
ぜひ、お越しください。
■鹿児島を食す かごしまフェア
鹿児島の魅力的な食材を思う存分楽しめるこだわりメニューが多数登場!
日時:2022年1月31日から2月13日
場所:グランイート銀座(東京都中央区銀座西2−2 銀座インズ2)
プレスリリースなど
↓
https://asiagap.jp/
ランチ:ビュッフェ形式でお楽しみください
ディナー:アラカルト・ビストロ形式でお楽しみください
ご予約はコチラから
↓
https://www.gran-eat.jp/
■■ 最新の GAP 研修日程 ■■
★研修参加のお申し込みは、こちらまで
↓
https://asiagap.jp/kenshu/kenshu_schedule.html
問い合わせ電話番号 029-893-4424
<<GAP総合研究所>>
日本唯一のGAPのシンクタンクとして、GAPや農業に関する情報提供を行う公益団体です。
特定のGAPに偏らず、実際にGAPを導入する事業者の方の希望に合わせ、広く対応しています。
農業者の方やJA、都道府県からGAPに関する様々なご相談を日々お受けしております。
その他の関連業種につきましても、会員を中心に対応しております。
お気軽にご連絡ください。
↓
https://asiagap.jp/
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認定NPO法人 GAP総合研究所
info@asiagap.jp / https://asiagap.jp
●つくば事務所&研修センター
●東京リエゾンオフィス(グランイート銀座内)
●台湾事務所
●香港事務所
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JGAP認証+肉質基準 とくしま三ツ星ビーフのブランディング
[2022年01月12日(Wed)]
GAP総合研究所 所長の武田泰明です。
農業・食品関係の方であれば、とくしま三ツ星ビーフ のホームページを一度は見ておくべきでしょう。
★とくしま三ツ星ビーフとは
↓
https://tokushima-mitsuboshi-beef.com/about/
ある意味、理想のブランドづくりかもしれません。
★良い牧場であるか
食品安全・環境保全・労働安全・人権福祉・アニマルウェルフェアをJGAP認証でしっかり確保
+
★味が良いか
肉質等級+BMS(牛脂肪交雑基準)で確保
ブランドというのは消費者への約束だと思いますが、牛肉の世界では、これまでは味(サシ)だけが評価対象だったかもしれません。
環境への配慮やアニマルウェルフェアなど、これまで見えなかった牧場の価値がGAP認証で「見える化」してきました。
SDGsへの関心、エシカル消費が世界規模で拡大する中、10年後を見据えたブランドづくりが求められます。
■とくしま三ツ星ビーフフェア@グランイート銀座
日時:2022年1月13日(木)−19日(水)
とくしま三ツ星ビーフのローストビーフが食べ放題(昼・ビュッフェにて)
夜は、お酒が原価の本格ビストロとして、とくしま三ツ星ビーフのステーキなどが出ます。
グランイート史上、最高の1週間になるでしょう。
★グランイート銀座 ご予約
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GAP活用で先を行くアセアンの流通企業たち
[2022年01月07日(Fri)]
GAP総合研究所 所長の武田泰明です。
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
日中韓ASEANなど15カ国が参加する経済協定RCEP(アールセップ)が1月1日に発効しました。
TPPを超えるインパクトがあるのではないかとも言われています。
今年は成長著しいアセアンマーケットに注目するところから始めてみましょう。
12月にアセアン事務局主催のシンポジウム「GAP webinar for buyers of agri-product in ASEAN」が開催されました。
アセアンの流通企業や政府関係者が参加していましたが、ここで発表されたデータを共有しましょう。
■アセアンの流通企業 GAP活用の状況
調査先:小売業、食品卸売業、食品加工業、飲食業 合計669社
調査国:アセアン6か国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)
★GAP認知度
アセアン6か国平均 知っている29% 聞いたことがある49% 合計 78%
シンガポール 知っている52% 聞いたことがある46% 合計 98%
タイ 知っている33% 聞いたことがある56% 合計 89%
ベトナム 知っている20% 聞いたことがある57% 合計 77%
参考までに、ほぼ同時期に日本で行われた同様の調査(流通・加工業1,183社)の結果は以下の通り。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/g_summary/index.html
日本 知っている7.5% 聞いたことがある20.6% 合計 28.1%
★GAP活用度(産地にGAP認証を要求、または優先取引)
アセアン6か国平均 21%
シンガポール 41%
タイ 28%
ベトナム 21%
日本 1.9%(上記の調査より)
この数字に、私は大きな衝撃を受けました。
日本企業は、GAP認知度・GAP活用度ともに最下位です。
皆さんは、どう思われるでしょうか。
日本産農産物は基本的に安全だから、意識が向かないという人がいるかもしれませんが、それは違うでしょう。
日本産農産物も、欧米やアジアと同じく、食品衛生法違反が起きてます。
また加工・流通業の立場に立てば、扱っている商品の半分は輸入農産物やその加工品です。
GAPは欧米から始まり、アジアに広がりつつある、というのが大きな歴史の流れでしょう。
人も農産物も、グローバルに動くのが当然になってきている。
その流れの中で、上記の数字をどう考えるか。
日本の流通・加工・外食業は十分な企業発展スピードを保てているでしょうか?
GAPなど世界の潮流に関する情報収集能力(GAP認知度)、サプライチェーンを通した品質管理の能力(GAP活用度)、どちらも心配になる状況です。
アセアンの企業の方が、もっと熱心に勉強し、国際的な動きをキャッチしています。
日本の流通業で働いている人が劣っているとは思いません。
そのようなミクロな話では、ここまでの数字の差が出ません。
たぶん、この数字の背景には、日本経済の深い病巣があるのかもしれません。
バブル崩壊後の「失われた30年」の間に、日本企業は「安いこと」だけを戦略に進んできたのではないでしょうか。
その結果として、物価は上がらず、実質賃金は約10%マイナス、日本人は国際相対的に貧乏になりつつあります。(参考:米国は同時期に実質賃金が約20%上昇)
物価が上がっている海外では、日本が買い負けすることも増えています。
一握りの富裕層と、その他多くの生活が苦しい中間層。
まるで、どこかの発展途上国のようです。
大半の消費者が貧乏になった日本マーケットは、ますます安くないと売れなくなります。
国産のイモ、タマ、ニンジン、キャベツ、ダイコン、、、
日本の店頭価格は30年間、同じです。(コメ、茶は下落している?)
その間に輸入中心の肥料コストは2倍、外国人労働者を雇うトータルコストは日本人以上になりつつあり、経費は確実に上がりました。
日本の農業は、ますます儲からなくなっています。
店頭価格が上がらない以上、農産物・食品の流通企業も当然儲けにくいです。
しかし物流費などコストは上がっている。
市場の仲卸の半分以上が赤字という統計もあります。
この30年の間に、農家だけでなく、流通企業(特に中小)も弱り、GAPなど世界の潮流に関する情報収集(GAP認知度)や、サプライチェーンを通した品質管理(GAP活用度)にコストをかけられなくなっているのではないでしょうか。
平たく言えば、日本の農業界・流通業界ともに、30年間で企業も人も余裕が無くなっており、3年後・5年後に向けた投資や教育ができなくなっているのではないでしょうか。
再び、日本がアジアの先頭を走りたいものです。
低物価・低賃金の悪循環を止める方法を考えること、これが2022年の日本の課題かなと思います。
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