農作業中に236人が亡くなりました(令和5年の統計より)
[2025年04月02日(Wed)]
GAP総合研究所 所長の武田泰明です。
農作業中の死亡事故について、令和5年は死亡者数236人だったと農水省が発表しました。
★農作業死亡事故調査
↓
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/sibo.html
最大の原因として、「乗用型トラクター」による事故が最も多く、61 人(農作業死亡事故全体の25.8%)となっています。
その多くが、機械の転落・転倒で亡くなりました。
「熱中症」による死者も37人となっており、以前より増えており、地球温暖化も大きく影響しているかもしれません。
自脱型コンバインも死亡事故が多いですが(13人)、うち「回転部等への巻き込まれ」が2人います。
エンジンを止めてメンテナンスしていれば、防げたと思われます。
稲ワラ焼却中等の火傷で亡くなっている方も17人と、この数年では一番多いです。
1年間に農作業中に亡くなった方が236人いるとなると、一命はとりとめたが大怪我だった人は2000人以上いるでしょう。
一つ一つの事故に、家族がいて、同僚がいて、友人がいるでしょう。
このような関係者まで入れると、数万人が毎年のように農作業中の事故に関係しています。
農作業による労働事故は、農家・農業法人の経営・従業員の家計にも多大な影響を及ぼしているでしょう。
家族や関係者の進学・進路にも影響を与えるかもしれません。
農業の年間死亡者数236人は、建築業よりも多く(令和5年 223人)、もっと社会問題になるべき数字でしょう。
業界紙のみならず、一般のメディアにも報道して頂き、社会全体で取り組むべき課題と思います。
そして、GAPは確実に、100%、農作業中の死亡者数を減らす効果があります。
メルマガ読者の皆様には、GAP普及を通じた農業の労働事故対策をお願い致します。
■■ 最新の GAP 研修日程 ■■
★研修参加のお申し込みは、こちらまで
↓
https://jgap.jp/training/schedule/
問い合わせ電話番号 029-893-4424
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<<GAP総合研究所>>
日本唯一のGAPのシンクタンクとして、GAPや農業に関する情報提供を行う公益団体です。
特定のGAPに偏らず、実際にGAPを導入する事業者の方の希望に合わせ、広く対応しています。
農業者の方やJA、都道府県からGAPに関する様々なご相談を日々お受けしております。
その他の関連業種につきましても、会員を中心に対応しております。
お気軽にご連絡ください。
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NPO法人 GAP総合研究所
info@gapri.jp / https://gapri.jp/
●つくば事務所&研修センター
●台湾事務所
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「熱中症」による死者も37人となっており、以前より増えており、地球温暖化も大きく影響しているかもしれません。
自脱型コンバインも死亡事故が多いですが(13人)、うち「回転部等への巻き込まれ」が2人います。
エンジンを止めてメンテナンスしていれば、防げたと思われます。
稲ワラ焼却中等の火傷で亡くなっている方も17人と、この数年では一番多いです。
1年間に農作業中に亡くなった方が236人いるとなると、一命はとりとめたが大怪我だった人は2000人以上いるでしょう。
一つ一つの事故に、家族がいて、同僚がいて、友人がいるでしょう。
このような関係者まで入れると、数万人が毎年のように農作業中の事故に関係しています。
農作業による労働事故は、農家・農業法人の経営・従業員の家計にも多大な影響を及ぼしているでしょう。
家族や関係者の進学・進路にも影響を与えるかもしれません。
農業の年間死亡者数236人は、建築業よりも多く(令和5年 223人)、もっと社会問題になるべき数字でしょう。
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