コカコーラ ヨーロッパ の食材調達の最新状況(砂糖、コーヒー、果汁など) & 展示会アグリ・ビジネス・ジャパン
[2018年06月27日(Wed)]
GAP総合研究所 所長の武田です。
GAPを消費者・一般市民に広く普及することを目指し、オリパラ食材調達基準(GAPなど)を活用した飲食店を開店する準備を進めており、多忙を極めております。
なかなかメルマガを出せなくて読者の皆様には申し訳ありませんが、興味深い情報が届きましたので、メルマガ読者の皆様にも情報提供します。
日本の産地も更に頑張らないと、とレポートを読んで感じます。
★コカコーラ ヨーロッパ の食材調達 最新状況レポート
↓
https://www.ccep.com/pages/10-action-on-supply-chain
サプライチェーンにおける活動として、2020年までに、メイン原料について全て持続可能性のあるものにしていくことが宣言されています。
具体的にはコカコーラの調達基準であるSupplier Guiding Principles (SGPs)とSustainable Agriculture Guiding Principles (SAGPs)を満たすことを求めています。
特に我々農業関係者には、SAGPsの方が関係ありますね。
いわゆるコカコーラのGAPであるSAGPsに農家が直接取り組む方法もありますが、実際の現場ではSAGPsの内容を含む第三者認証のGAPに取り組んでいるのが実態です。
レポートによれば、コカコーラ ヨーロッパはRainforest Allianceとthe Sustainable Agricultural Initiative Platform (SAI) とBonsucroの三種類の第三者GAP認証制度を主に活用しています。
日本でも同じように、実際の現場ではSAGPsの内容を含む取り組みとしてASIAGAPやJGAP+αが使われていますね。
■コカコーラ ヨーロッパ の砂糖
主に、北西ヨーロッパとスペインのビート(てん菜)が砂糖原料として使われているそうです。
そして、そのうち83%のビートが既にSAGPsの内容を含む第三者認証GAPを取得しています。
サトウキビ由来の砂糖はあまり使われていないようです。
■コカコーラ ヨーロッパ の茶とコーヒー
原料の調達は多岐に渡っているようです。
それでも、Ethical Tea PartnershipやRainforest AllianceやUTZやFairtradeやSAI Platformや4Cなどの様々な第三者認証GAPを活用し、2017年の段階で95%以上がSAGPsを達成していることが確認されているとのことです。
■コカコーラ ヨーロッパ の果汁
オレンジ、レモン、リンゴの果汁を主に使っているようです。
スペインのバレンシアオレンジとレモンの果汁産地でSAGPsに取り組んでいる様子が詳しく書かれています。
灌漑の技術向上と工夫で、50%減の水と72%減の肥料で通常通りの品質と収量を実現したことということです。
GAPの取り組みは、きっかけはバイヤーサイドからの働きかけだとしても、産地側が積極的に受け止めて活用することで、最終的には産地のメリット・利益につながるものだと思います。
日本の産地でも、コカコーラ向けの茶や砂糖や果汁や乳製品で、SAGPsの取り組みが進んでいます。
コカコーラ ヨーロッパのスピード感と比べると遅いですが、東京オリンピックの2020年までにしっかり対応して、一歩先に行く産地になりたいですね。
<<お知らせ>>
私が企画委員をやっています下記の展示会をご紹介します。
加工業務向けなど、新しい顧客を探している農場は、ぜひ出展ください。
◆アグリ・ビジネス・ジャパン(ABJ)2018が『青果の個別商談会』を開催
http://www.agri-business.jp/
会 期: 2018年9月26日(水)〜28日(金)
会 場: 東京ビッグサイト 東ホール
主 催: アグリ・ビジネス・ジャパン実行委員会
野菜流通カット協議会(VeDiCA)のご協力により、ABJ会場内で『個別商談会』を実施します。
カット野菜事業者・流通関係者との一対一の商談機会です。ぜひご参加ください。
●ご案内:http://www.agri-business.jp/pdf/VeDiCA_2018.pdf
販売促進や事業連携をめざす農業法人・関連企業の出展ご参加をお待ちしています。
○出展案内 http://www.agri-business.jp/pdf/information_2018.pdf
出展申込み(最終募集中) http://www.agri-business.jp/pdf/application_2018.pdf
●前回来場者リスト、結果報告書をご希望の方は、お急ぎご一報ください。
【ABJ事務局(アテックス(株)内)】
TEL:03-3503-7611 E-mail:ofc@agri-business.jp
<<GAP総合研究所>>
日本唯一のGAPのシンクタンクとして、GAPや農業に関する情報提供を行う公益団体です。
特定のGAPに偏らず、実際にGAPを導入する事業者の方の希望に合わせ、広く対応しています。
農業者の方やJA、都道府県からGAPに関する様々なご相談を日々お受けしております。
その他の関連業種につきましても、会員を中心に対応しております。
お気軽にご連絡ください。
↓
http://asiagap.jp/
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認定NPO法人 GAP総合研究所
info@asiagap.jp / http://asiagap.jp
●東京事務所
●つくば事務所&研修センター
●台湾事務所
●香港事務所
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GAPを消費者・一般市民に広く普及することを目指し、オリパラ食材調達基準(GAPなど)を活用した飲食店を開店する準備を進めており、多忙を極めております。
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日本の産地も更に頑張らないと、とレポートを読んで感じます。
★コカコーラ ヨーロッパ の食材調達 最新状況レポート
↓
https://www.ccep.com/pages/10-action-on-supply-chain
サプライチェーンにおける活動として、2020年までに、メイン原料について全て持続可能性のあるものにしていくことが宣言されています。
具体的にはコカコーラの調達基準であるSupplier Guiding Principles (SGPs)とSustainable Agriculture Guiding Principles (SAGPs)を満たすことを求めています。
特に我々農業関係者には、SAGPsの方が関係ありますね。
いわゆるコカコーラのGAPであるSAGPsに農家が直接取り組む方法もありますが、実際の現場ではSAGPsの内容を含む第三者認証のGAPに取り組んでいるのが実態です。
レポートによれば、コカコーラ ヨーロッパはRainforest Allianceとthe Sustainable Agricultural Initiative Platform (SAI) とBonsucroの三種類の第三者GAP認証制度を主に活用しています。
日本でも同じように、実際の現場ではSAGPsの内容を含む取り組みとしてASIAGAPやJGAP+αが使われていますね。
■コカコーラ ヨーロッパ の砂糖
主に、北西ヨーロッパとスペインのビート(てん菜)が砂糖原料として使われているそうです。
そして、そのうち83%のビートが既にSAGPsの内容を含む第三者認証GAPを取得しています。
サトウキビ由来の砂糖はあまり使われていないようです。
■コカコーラ ヨーロッパ の茶とコーヒー
原料の調達は多岐に渡っているようです。
それでも、Ethical Tea PartnershipやRainforest AllianceやUTZやFairtradeやSAI Platformや4Cなどの様々な第三者認証GAPを活用し、2017年の段階で95%以上がSAGPsを達成していることが確認されているとのことです。
■コカコーラ ヨーロッパ の果汁
オレンジ、レモン、リンゴの果汁を主に使っているようです。
スペインのバレンシアオレンジとレモンの果汁産地でSAGPsに取り組んでいる様子が詳しく書かれています。
灌漑の技術向上と工夫で、50%減の水と72%減の肥料で通常通りの品質と収量を実現したことということです。
GAPの取り組みは、きっかけはバイヤーサイドからの働きかけだとしても、産地側が積極的に受け止めて活用することで、最終的には産地のメリット・利益につながるものだと思います。
日本の産地でも、コカコーラ向けの茶や砂糖や果汁や乳製品で、SAGPsの取り組みが進んでいます。
コカコーラ ヨーロッパのスピード感と比べると遅いですが、東京オリンピックの2020年までにしっかり対応して、一歩先に行く産地になりたいですね。
<<お知らせ>>
私が企画委員をやっています下記の展示会をご紹介します。
加工業務向けなど、新しい顧客を探している農場は、ぜひ出展ください。
◆アグリ・ビジネス・ジャパン(ABJ)2018が『青果の個別商談会』を開催
http://www.agri-business.jp/
会 期: 2018年9月26日(水)〜28日(金)
会 場: 東京ビッグサイト 東ホール
主 催: アグリ・ビジネス・ジャパン実行委員会
野菜流通カット協議会(VeDiCA)のご協力により、ABJ会場内で『個別商談会』を実施します。
カット野菜事業者・流通関係者との一対一の商談機会です。ぜひご参加ください。
●ご案内:http://www.agri-business.jp/pdf/VeDiCA_2018.pdf
販売促進や事業連携をめざす農業法人・関連企業の出展ご参加をお待ちしています。
○出展案内 http://www.agri-business.jp/pdf/information_2018.pdf
出展申込み(最終募集中) http://www.agri-business.jp/pdf/application_2018.pdf
●前回来場者リスト、結果報告書をご希望の方は、お急ぎご一報ください。
【ABJ事務局(アテックス(株)内)】
TEL:03-3503-7611 E-mail:ofc@agri-business.jp
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特定のGAPに偏らず、実際にGAPを導入する事業者の方の希望に合わせ、広く対応しています。
農業者の方やJA、都道府県からGAPに関する様々なご相談を日々お受けしております。
その他の関連業種につきましても、会員を中心に対応しております。
お気軽にご連絡ください。
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タグ:コーヒー JGAP GAP サプライチェーン 東京オリンピック 2020年 農業者 茶 JA 食材調達 アグリ・ビジネス・ジャパン ASIAGAP GAP総合研究所 GAP総研 オリパラ食材調達基準 コカコーラ Supplier Guiding Principles SGPs Sustainable Agriculture Guiding Principles SAGPs Rainforest Alliance the Sustainable Agricultural Initiative Platform SAI Bonsucro ビート てん菜 Ethical Tea Partnership UTZ Fairtrade 4C 青果の個別商談会 野菜流通カット協議会 VeDiCA カット野菜事業者 カット野菜