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あしぶえ

認定特定非営利活動法人あしぶえは、
しいの実シアターを活動拠点として、しいの実シアターの指定管理や演劇祭の企画、運営管理に加え、 演劇の力による<人づくり、まちづくり>に取り組んでいます。


かやぶき 来訪者 [2020年09月03日(Thu)]
こんにちは、臨時かやぶき当番の須山です。
先週末に来たときは、ニナ貝水槽(実はホタル水槽です)の新しかったキャベツが、やはり芯だけに。

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すると、茅葺きの土間に響き渡るようなツクツクホウシの鳴き声。
やけに、近い大音量。外に出てみると明らかに中から聞こえてくるのです。
どこで鳴いてる?と、鳴き声の方へ近づいていくと、縁側でジタバタするセミを発見。
換気のために開けていた縁側の内側に入って鳴いていた模様。
記念写真!と思ったのですが、戸の隙間から無事に脱出していきました。

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体調3センチぐらいの小型のセミなのに、それは、それは、大きな鳴き声!
命かけてますからね。

台風台風の影響で、茅葺き交流館の後ろの山の木々が低い音でざわざわしております。今夜から明日未明に、もっとも近づくらしいので、戸締まりはしっかりして帰ります。
今日も食欲旺盛のニナ貝 [2020年08月21日(Fri)]
今日は館長の米田さんに替わって、かやぶき勤務のスタッフ須山です。

昨日辺り、新しいキャベツを与えられたようですが、ニナ貝君たちが寄ってたかってせっせと食べて、すでにレース状になっております。

稚貝がどんどんホタルの幼虫に食べられているので、5ミリぐらいの小さいニナガイ貝を捕獲して来ないと、と、米田さん。
相変わらず、日中は石の下に隠れているホタルの幼虫。今どのぐらいに育っているのかな。
最終的には、6回脱皮して、2センチ弱まで育つとのこと。幼虫の時も川のなかで光っているんです。数年前に見せてもらいました。
※閲覧注意 幼虫の写真を入れています。

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ニナ貝観察日記 [2020年08月17日(Mon)]
かやぶき交流館の館長米田さんがホタルを育てておられることは、以前ご紹介しましたね。
只今、ホタルの幼虫を育てながら、そのエサとなるニナ貝も育てています。
今のホタルの幼虫は、1ミリほどで、日中は石の下に隠れていますので、見えません。

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エサになるニナ貝も、幼虫のサイズにあったものが必要なのです。石にくっついている芥子粒のようなものが、ニナ貝の稚貝。

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そして、大きなニナ貝が産卵し、稚貝を増やしているのです。
ニナ貝のエサは、野菜くずなど。なかなか食欲旺盛です。

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先週の金曜日に与えたキャベツが、本日16日には、芯だけになってしまいました。

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秋になると、ホタルの幼虫は、1センチぐらいに成長するそうです。エサをしっかり食べたら、6回の脱皮を繰り返しサナギに。6回脱皮するほど成長できない幼虫は、もう一年幼虫でエサを食べて大きくなるとこと。
6回脱皮したものは、来年の夏に成虫になります。
ホタルは、成虫になるともうエサは食べないそうです。
かやぶき 散歩 [2020年08月02日(Sun)]
梅雨明けで、太陽燦々というか、ジリジリと刺さるような陽射しが戻ってきました。

かやぶき交流館の駐車場の脇や、裏山に淡いピンク色をしたカワラナデシコの花が涼しげに咲いています。
自然に咲く野の花ですが、美しさが眼を惹きます。

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かやぶき交流館 散歩 [2020年07月10日(Fri)]
各地で災害警報などが発令されています。
かやぶき交流館の前の平原川も先週はかなり増水していましたが、今日は小雨となりました。
先ほど県外から来たという男性が見学に立ち寄ってくださいました。
茅葺き屋根の建物は、珍しくなりましたからね。明治後期に奥出雲に建てられた建物が、ダムの底に沈むということで、約20年前にこの場所に移築したものです。
利用される若い人たちからは、「おばあちゃんの家に来たみたい」という声をよく聞きます。
そんな癒しの空間、かやぶき交流館です。

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向かいの山のふもとに雲が湧いてきました。
雨の中を、ヒバリやヒヨドリが飛びながらさえずる鋭い声が、谷間にこだましています。

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かやぶき交流館の周りでは、7月に入ってオレンジ色の花が目につくようになりました。
ヒメヒオウギズイセンのオレンジは、遠くからでもよく見えます。
交流館の裏庭にも咲いています。

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駐車場の縁には、ハルシャギク?ジャノメギクのオレンジにエンジ色の目が存在感を放っています。

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そして、今盛りのネジバナのほか、ガクアジサイもまだまだがんばっています。

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ムラサキシキブは、かわいい花をつけています。
秋には、紫色のビーズのような実がたくさんつきますね。
週に2回の囲炉裏の日です [2020年06月22日(Mon)]

月曜日と木曜日は、かやぶき交流館の囲炉裏の日です。
土間の囲炉裏には、藁葺き屋根の保全のために、週に二回程度薪を焚いています。

貸館のお客様があるときは、ご希望がある場合のみ炊きます。煙が苦手というお客様は、お気軽にお申し出くださいませ。

囲炉裏の火の揺らめきは、なんだか癒されます。
懐かしい雰囲気で、開放感満点のかやぶき交流館にお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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ホタル情報 [2020年05月16日(Sat)]
今年初のホタルです。

かやぶき交流館の館長米田さんは、ホタルのことになると、ちょっと?結構語りますよ。
昨日、5月10日に今年初めて飛んでいるホタルを確認したとのことです。
昨年よりも8日早くて、観測を始めてから、これまでで一番早いとのことですよ。
平成10年ごろは、5月下旬だったのですが、地球温暖化の影響か、ここ10年ぐらいで半月ぐらい早まっているそうです。

先日の雨の日には、用水路から上がってくるたくさんの幼虫を確認。
ホタルは、幼虫のときから光ることご存知ですか。
ホタルがたくさん飛ぶ時期になったら、また、お知らせしますね。
米田さんは、ホタルを卵から孵して、近くの用水路に放流したり、ホタルのエサになるニナ貝が育つ環境を守ったりしながら、小学生の総合学習の講師もしておられます。
ホタル出現情報や、ホタルスポットなど、
ホタルについての、質問がありましたらお気軽にお尋ねくださいね。
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写真は、ゲンジボタルのオスです。
撮影後、リリースしました。

レポートは、あしぶえスタッフの須山美玲でした。
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