CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2018年12月12日

旧佐藤医院の冬

旧佐藤医院 ブログ更新しました。

2018年05月03日

オーバーアチーブ


彼らの活動を見ていると「オーバーアチーブ」という言葉を思い出さずにはいられない。

全く同感の記事を見つけたので紹介しておく。

“人間には「好きにやっていいよ」と言われると「果てしなく手を抜く」アンダーアチーブタイプと、「やりたいことを寝食を忘れてやる」オーバーアチーブタイプに二分される。
このどちらかだけを作り出すということはできない。
そして、ブリリアントな成功を収めた組織というのは、例外なく「『好きにやっていいよ』と言われたので、つい寝食を忘れて働いてしまった人たち」のもたらした利益が、「手を抜いた」人たちのもたらした損失を超えた組織である。
「手を抜く人間」の摘発と処罰に熱中する組織はそれと同時にオーバーアチーブする人間を排除してしまう。”


知恵の蔵運営委員会という組織は、間違いなく「『好きにやっていいよ』と言われたので、つい寝食を忘れて働いてしまった人たち」によって、他とは一線を画すボランティア組織として存続してきた。

知恵の蔵運営委員会の活動のひとつに「市民の森」での野外観察展の開催がある。

DSCN1646.JPG

1472654514049.jpg

当初、生育する動植物の写真展や、簡単な散策路の案内程度だった野外展は、植物の生育箇所の把握や保護にはじまり、その案内用看板立て、そして安全な散策路の確保のために草刈りはもちろん、ついには足場の整備の階段路の制作へと、どんどん拡大して終わる気配がない。

1522384542746.jpg


「市民の森」は文字通り市の所有物で、管理義務は市にある。知恵の蔵運営委員にそこまで活動する義務はないのだが、気になる箇所があるたびにフットワーク軽く提言・実行する運営委員に、市職員が追随する形で、運営委員の行動を支援している。
「管理」や「規制」によって、オーバーアチーブする人たちを排除しない市の関わり方も評価に値すると同時に、この関係性こそが、市民の力を地域に遺憾なく発揮させる方法であることを、もっともっと多くの人に認識してもらいたい。
この場合、『好きにやっていいよ』というところがミソである。
「好きにやっていい」といいつつ「やらされてる感」が強くなると、人はとたんに必要以上の力を発揮することを止めてしまう。
要は、いかに本人の「つい働き過ぎてしまう」意欲を阻害しないサポートができるかどうか。
「地域力」を謳う行政は、そのことを念頭に置いて関わってくれることを願ってやまない。

DSCN1638.JPG

   手作りの杭と板で、足場の悪い急斜面に階段を設置。

DSCN1644.JPG


DSCN1635.JPG

   出来上がった階段を、上から見たところ。要所要所に、排水溝までちゃんと作ってある!

DSCN1622.JPG
  ちょっとした階段なら、あっという間!

DSCN1626.JPG

一服休憩、ティータイム

DSCN1648.JPG

可憐な花々も咲き始めた散策の森

DSCN1651.JPG


DSCN1629.JPG


野外観察展の始まりは、今月5月11日からだそうです。

足場の良くなった「市民の森」 ぜひ足を運んでみて下さい。











2018年03月24日

めざしていたものへ向かって



大変久しぶりの投稿です。

サボっていたわけではなく、コチラで何かを発信することはもうないだろうな
と、半ば自然消滅して行くつもりだったのが正直なところなのです。じつは。

「あさひ 郷土の資源を活かす会」などと、壮大な名前を付けて始めたわりには
ひとつの通過点のはずの「旧佐藤医院」のことを、結局、整備・管理する以外に
何の発展も展開も実現できずにいる無力感。
何かを発信しようとすれば、愚痴や弱音を吐くこと、過去を振り返っての
感傷ばかりが去来して、そんなものを読んで楽しい人が居るでしょうか。
そう思うと、かえって何も書けなくなってしまっていたのです。

10年という歳月は、状況が変化するには十分な時間です。
一緒に走ってくれていた仲間は、当然のことながら高齢化し
体力的な無理が出てくるのは仕方がないことです。
一人はまちを離れ、一人は他界し…
余人を以て替え難かった仲間の喪失は
活動の終焉を感じるのに十分すぎる変化でした。

一緒に走ってくれる仲間が居ない中での活動の継続に
正直、意味も情熱も感じることは難しくなっていました。

活動の大きな転換点であったNPOれきけんとの出会い。
そして「れき・まち・ひろば in あさひ」の開催から始まり
その後には、飛躍的とも言える、様々な出会いを経験することが出来ました。
その10年間を総括する「ちいきしげん研究座談会」を無事に終了できた時
一つの大任を果たし終えた様な気がしました。

私一人でできることはここまで。
私ひとりではこれ以上は何もできないし、個人の力でやれることはここまで。

幸いにして、拠点としての「旧佐藤医院」は
活用に興味を持ってくれる次の世代が現れてくれています。
私たちの行ってきた活動が、萌芽期・発展期とするならば
萌芽期をしらない次の世代が、新しく転換期を作っていく…
歳月と共に、そのように状況が変化していくのが
自然で当たり前の姿なのだと思います。
とりあえず「あさひには、こんな使えるところがあるよ〜!」という場所をつくり
維持管理していく、という体制を一個、創ることができたことで
一つの区切りを付けてもいいのかな、と思っています。

今後は、旧佐藤医院の独自の展開を利用する立場をとってサポートしながら
このような場所(システム)をもっと地域に創って繋がっていく
という、本来の理想を求めて、次の方向に目を向けていこうと思います。