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魚へんの漢字 (03/27) T.Hayashibara
「海底遺跡 新時代」 (03/27) T.Hayashibara
岩淵聡文著『文化遺産の眠る海 水中考古学入門』 (03/27) T.Hayashibara
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東京駅・丸の内駅舎の復原 (07/08)
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犬山城 (01/22)
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『月刊考古学ジャーナル』2018年10月増大号 特集「埋蔵文化財の活用と観光考古学」 [2018年10月24日(Wed)]
先日刊行された『月刊考古学ジャーナル』2018年10月増大号は,
恒例の「埋蔵文化財」特集

すでにご覧になっている方もいらっしゃることと思いますが,
今号は,「埋蔵文化財の活用と観光考古学」がテーマです.
昨今話題になっている文化財の有効活用とリンクする内容で,各地の埋蔵文化財活用と保存の実例が紹介されています.
「水中」の事例の紹介されています.
http://hokuryukan-ns.co.jp/cms/books/%E8%80%83%E5%8F%A4%E5%AD%A6%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%80%802018%E5%B9%B410%E6%9C%88%E8%87%A8%E6%99%82%E5%A2%97%E5%88%8A%E5%8F%B7/

それとともに遺跡活用の新たな視点として,文化財(とくに遺跡)を研究対象としてだけではなく,観光資源としてもとらえ,
保存と活用について考古学を軸に他分野と総合的に考えることを趣旨とした観光考古学の可能性についても触れられています.

国内の埋蔵文化財(遺跡)保存と活用の現状を知ることができます.
多くの公共図書館でも閲覧ができますので,ぜひご覧になってください.
Posted by T.Hayashibara at 20:46 | 本のこと | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
勝浦市でハーマン号関連遺物の展示 [2018年10月20日(Sat)]
明治時代の初めに熊本藩にチャーターされ,戊辰戦争の援軍を乗せた「ハーマン号」が勝浦市沖で沈没してから来年2月に150年を迎えます.
「ハーマン号沈没150周年」を記念して,調査関連資料が地元の勝浦市で展示されています.

展示場所:勝浦市役所1階ロビー
展示期間:2018年9月7日〜2019年2月13日
展示資料:調査記録写真,引き揚げ遺物(8点),海難を記録した絵巻物(複製)
観覧無料

ハーマン号は,熊本藩がチャーターした米船籍.木造蒸気外輪船で,1869(明治2)年2月13日(新暦)に暴風雨のために勝浦市川津沖で座礁沈没しました.
https://www.city.katsuura.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=40584

沈没したハーマン号については,ARIAU会員でもある井上たかひこさんが代表を務める日本水中考古学調査会による調査(潜水調査)が,
1998年から5回にわたりおこなわれています.


地元での水中調査の資料が展示されることは,周知・理解にとって非常に意義深いことです.
多くの方に見ててもらい展示です..

展示については,勝浦市教育委員会社会教育課にお問い合わせください.
TEL:0470-73-6665
Posted by T.Hayashibara at 00:35 | 展覧会 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)