東京で「エルトゥールル号展」が始まりました [2013年10月30日(Wed)]
トルコ共和国大使館が主催する
「エルトゥールル号展 トルコと日本−−友好の航路」が今日から始まりました. 会 期:10月30日(水)〜11月19日(火) 会期中無休 入場時間:10時〜17時 会 場:在日トルコ共和国大使館・大使公邸 東京都渋谷区神宮前2の33の6 JR原宿駅/地下鉄明治神宮前駅から徒歩7分 主 催:トルコ共和国大使館 Tel:03-6439-5701 詳細については,以下でご確認ください. http://mainichi.jp/corporate/news/20131025dde012040067000c.html http://tokyo.be.mfa.gov.tr/ShowAnnouncement.aspx?ID=194639 エルトゥールル号は,1980(明治23)年に和歌山県串本沖で座礁・沈没したオスマントルコの軍艦で, その際に地元民が船員の救助に尽力したことから, 日本とトルコ友好の原点ともなった船でもあります. エルトゥールル号の沈没地区については,予備調査を経て, 2007(平成19)年から発掘をともなう調査がおこなわれ, 6,000点以上の遺物が引揚げられています. 展覧会では,約120年前の海底から引揚げられた遺物を多数見ることができます. ぜひ「実物」を見てください. ただし,エルトゥールル調査はトルコ主体におこなわれ, 日本の研究者・機関は関与していません. この経緯と問題点については,以前にこのブログでも紹介していますので, ご覧になってください. https://blog.canpan.info/ariua/archive/608 経緯を知ったしたうえで,展覧会を見ていただければ, より理解も深まると思います. ![]() |