富士山 [2008年12月10日(Wed)]
先日、朝、職場へ向かう途中で富士山を見ました。
非常に澄みきった晴天だったこともあり、今シーズンではもっともきれいな姿でした。 ![]() 富士山は、昔から歌に詠まれたり、紀行文に書かれたり、信仰の対象になったり、また、各地に「〜富士」と呼ばれる山があったりと、日本人にとっては特別な山として意識されてきた歴史があります。 今でも、新幹線や飛行機に乗って富士山が見えると、多くの人が窓に釘付けになりますね。 ただし、私は、子どものころから富士山が見えるところに住んでいたので、富士山を見ることを特別なこととは思っていませんでした。 ところが、学生時代に関西からやってきた友人が、富士山が見えたことを興奮して話してくれたことで、初めて富士山が特別な山なのだということを意識しました。 関西からは見えないんですよね。 縄文時代の人びとは、伊豆諸島と交易のために、行き来をしていました。 弥生時代や古墳時代の人びとは、西から東を目指して移動をしています。 これらの人びとは、移動の途中、海上から富士山を見ていたことでしょう。 そして、段々と大きく見えてくる富士山をどのように見たのでしょうか? |