ここはお知らせ枠です。日々のブログはこの下からです日本財団助成事業 2011年度「海の文化遺産総合調査プロジェクト」企画展・シンポジウム
を開催します。どなたでも分かりやすい構成となっていますので、
興味がある方は、ぜひ会場に足をお運びください。
なお、企画展・シンポジウムともに無料で見学・参加できます。
【共通テーマ】海のタイムカプセル−水中考古学からのおくりもの−【企画展】開催場所:東京海洋大学・越中島キャンパス 越中島会館・特別展示室
開催期間:2012年2月15日(水)〜3月25日(日) 開催時間:10時〜16時30分
(休館日:2月24・25日,3月9〜12日)
展示内容:全国の海から引揚げられた文化遺産を多数展示します。
[おもな展示予定遺跡・遺物](沖縄県)オーハ沖海底遺跡,(長崎県)鷹島海底遺跡・前方湾海底遺(福岡県)相島沖瓦・玄界島沖唐津焼・岡垣浜陶磁器・福岡市内碇石,(静岡県)初島沖海底遺跡,(東京都)神津島沖海底遺跡,(千葉県)沖ノ島海底遺跡,(北陸)能登半島珠洲焼・海岸採集陶磁器 ほか
【シンポジウム】 第6回水中文化遺産と考古学シンポジウム
開催場所:東京海洋大学・越中島キャンパス 越中島会館・講堂
開 催日:2012年2月26日(日) 10時〜16時30分
内 容:3カ年事業の成果,水中文化遺産の事例・展望,その周知・保護・活用などについての講演・報告を2部構成でおこないます。
〈プログラム〉
開会挨拶 10:00
第1部 講演 10:15〜12:00
コーディネーター:岩淵聡文(東京海洋大学教授・水中文化遺産委員会委員)
・「宋代南海沈船1号:宋代の進んだ海洋貿易交流の新たな証拠」アンジェラ・ショッテンハイマ(ゲント大学人文学科教授・ベルギー)
・「日本における水中考古学の発展を」西谷 正(九州歴史資料館長・九州大学名誉教授・水中文化遺産委員会委員)
第2部 研究・調査報告 13:30〜16:30
コーディネーター:高野真晋司(アジア水中考古学研究所副理事長)
・「水底に消えた陸地と島の謎を追って」石原 渉(アジア水中考古学研究所事務局長)
・「東日本・太平洋沿岸の水中文化遺産」林原利明(アジア水中考古学研究所理事)
・「日本海の水中文化遺産−沿岸の海揚がり品を中心に−」佐々木達夫(金沢大学名誉教授・水中文化遺産会委員)
・「南西諸島の水中文化遺産−中国陶磁生産地と琉球の貿易港−」金武正紀(貿易陶磁調査研究所代表・水中文化遺産会委員)
・「沖縄県久米島で実施した水中文化遺産見学会の様子−海底遺跡ミュージアム構想の実践−」片桐千亜紀(アジア水中考古学研究所理事)
・「石見銀山遺跡と水中文化遺産の調査」林 健亮(石見銀山世界遺産センター専門研究員)
閉会挨拶 16:30
総合司会:塚原 博(アジア水中考古学研究所理事)