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犬山城 (01/22)
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江の島に行ってきました [2007年09月18日(Tue)]
 先日、江の島(藤沢市)に行ってきました。
 2003年に頂上部にある展望灯台がリニューアルされたので、一度行こうと思っていたのですが、なかなか行けずにいました。


 江の島は、湘南のシンボル的な存在として有名で、 周囲約4km,標高約60mの砂州によって湘南砂丘とつながっている陸繋島(りくけいとう)です
 やはり、以前ににも紹介した大正関東大地震で島全体が隆起して、常時湘南砂丘と陸続きとなったそうです。
 ただし、元々は(といっても20,000年以上前のことですが)丘陵の先端部として陸続きであったとのことです。
 その名残として、江の島には周辺の丘陵と同じように地山として関東ローム層が堆積しています。

 また、唯一の神奈川県指定史跡名勝でもあり、大森貝塚を発見・調査したエドワード・S・モース博士が、東洋初の臨海実験所を設置した場所でもあります。

 頂上部には、サムエル・コッキング苑という植物園があり、その一角に展望灯台があります。
 展望灯台の展望室(標高は100m弱)からは相模湾や湘南砂丘・相模野台地が一望できます
 湘南砂丘の広さや地形を実感できます。

 展望灯台へは、徒歩でも行けますが、エスカーというエスカレータを乗り継いでも行けます(有料ですが,かなり楽ですよ)。

 サムエル・コッキング苑周辺は、縄文時代早期(約9,000年前)の集落跡としても知られています。
 また、エスカーの建設時には、埴輪片が1点出土したとの記録があります。
 しかし、現状では、江の島内には古墳は確認できません。
 また、工事中の出土ということもあり、埴輪片の出土状況の詳細や由来は不明ですが、神奈川県、とくに旧相模国地域での埴輪の出土は多くないということを考えれば、興味深い資料でもあります。
 ただし、残念なことに、この埴輪片、現在現物は所在不明で、見ることはできない状況です。
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