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小田原市石橋で潜水調査をおこないました [2010年12月26日(Sun)]
昨日(25日)に、神奈川県小田原市の石橋でシュノーケリングによる潜水調査をおこないました。

当日、南西の風が強く吹き、また,この冬一番の寒さという気象条件でしたが、
石橋地区は、真鶴半島が風をさえぎり、
海況に大きな影響はなく、予定通りの調査をすることができました。
(午後には、風の影響がでてきましたが)

                  海岸ようす

調査対象地となった石橋の海岸は、
11月に情報収集のための踏査をおこなった地区で、
石橋・早川地区の山中にある石丁場(石材採石場)から切り出された石材用材が石橋地区の海岸より、
江戸城に向けて積み出された可能性がある地区で、
また、海岸も磯丁場として採石されていました。
実際に海岸および潮間帯には石材を切り出す際に開けられた「矢穴」が残る石(岩)数多く見ることができます。

           潮間帯に見られる「矢穴」が残る石(岩)

今回の調査は、積み出した痕跡(湊跡)と海中に没した石垣用材を確認することを目的として実施したもです。

調査の結果、湊跡を確認することはできませんでしたが、
複数の石垣用材を海底に確認することができました。

         海底に残る石材用材(小口は約90cm四方の大きさです)

今後は、確認した用材の評価をするために、
その由来、
石橋・早川地区の山中にある石丁場から切り出されたものなのか、
あるいは海岸から切り出されたものなのか、
などの詳細を調べる必要があります。

また、陸上の遺跡間(生産地としての丁場から消費地としての江戸城)を結ぶ遺跡となる可能性もありますので、
今後の調査への期待も大きなものがあります。

今回のように考古学的に海中を調査することは、
神奈川県および相模湾岸では初めてです。

ですので、今後はうまいかたちで次の調査につなげ、
当地域に水中考古学と水中文化遺産を周知させる契機にしたいと考えています。

年末の忙しい中、調査に参加された皆さま、お疲れさまでした。
そして、ご協力いただいた石橋ダイビングセンターのスタッフの方々や関係者の皆さま、
ありがとうございました。

              調査のようす(寒い一日でした)


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