日光東照宮 [2011年11月30日(Wed)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
本日は「日光東照宮」の紹介です。 日光の紅葉といえば奥日光が定番ですが、紅葉の時期の奥日光は大変な混雑になるため、電車を利用して行くことのできる、日光山内を散策しました。 日光山内は、日光東照宮、二荒山神社、日光山輪王寺(大猷院を含む)の二社一寺がある一帯の総称です。 二社一寺の計103棟の建造物と周辺の自然環境が、平成11年に「日光の社寺」として世界遺産に登録されています。 日光東照宮は、徳川家康を神格化した東照大権現をお祀りした神社です。 日本全国の東照宮の総本山的存在です。 正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」ですが、他の東照宮と区別するために「日光東照宮」と呼ばれることが多いようです。 戦国乱世を平定し、幕藩体制を確立して、江戸時代260年間にわたる平和と文化の礎を築いた徳川家康は、元和2年(1616年)4月17日に駿府城で75歳の生涯を終え、久能山に神葬されました。 家康の遺言により、1年後の元和3年(1617年)4月15日に、2代将軍秀忠が建立した、現在の地の「東照社」に鎮座しました。 「東照社」は、正保2年(1645年)に宮号を賜り、「東照宮」と呼ばれるようになりました。 現在の社殿郡は、その殆どが鎮座された20年後の、寛永13年(1636年)に3代将軍家光による「寛永の大造替」で立て替えられたものです。現在の金額で約400億円が投入され、陽明門など55棟が約1年5ヶ月という驚くべき短期間で完成しました。 本殿、石の間、拝殿、陽明門など8棟が国宝に、34棟が重要文化財に指定されています。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」「日光山内散策その1」でご覧いただけます。 風来坊 |