府中市郷土の森博物館の梅 [2011年03月29日(Tue)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
今回の東北地方太平洋沖地震及び津波でお亡くなりになった皆様、ご遺族の皆様に対しまして心からお悔やみ申し上げます。 また、負傷された皆様、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。 さらに、災害対策や復旧作業に懸命に当たられている関係者の皆様のご尽力に深く敬意を表します。 今年は桜の開花が遅く、東京では3月28日に開花宣言がありました。 昨年よりも6日遅い開花宣言です。 本日は地震発生前の3月5日に行きました、「府中市郷土の森博物館の梅」の紹介です。 府中市郷土の森博物館は、東京都府中市にある、建築物を中心とした野外博物館です。 多摩川の是政緑地に隣接した自然の多い場所にあり、「郷土の森」という愛称で呼ばれています。 府中市郷土の森博物館は、約14ヘクタールの敷地全体で府中の自然、地形、風土の特徴を表現し、その中に昔の農家や町屋、歴史的な建物などを配置することで、野外を含めた「森」全体を博物館として、府中の自然と歴史を紹介する施設です。 府中市郷土の森博物館では、府中市域の明治、大正期の建築物を移築復元して保存しています。復元は宿場中心部のみならず周辺の農家も復元されており、江戸時代に創建され明治以後に改築された建築もあって、なかなか見応えのある施設になっています。 地域に根ざした復元工事であり、明治村など既存の復元事業と性格を異にしています。 府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それらの市内遺跡からの出土品を展示しています。 昔の生活道具や農耕道具の展示と、各種の体験イベントを通じて、当時の民俗を後世に伝えていこうとしています。 府中市郷土の森博物館の敷地内には、早咲きから遅咲きまで約60種、1100本の梅が植えられています。 広い梅園にはいくつかの散策路が設けられており、梅を楽しみながら梅園内を散策できる形となっています。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 |