「
楽しく散歩」の風来坊です。
本日は「鎌倉鶴岡八幡宮の冬ぼたん」の紹介です。
1月5日、吾妻山で菜の花を見た後に、鎌倉鶴岡八幡宮神苑ぼたん苑に冬牡丹を見に行きました。
鶴岡八幡宮は初詣の人達で大変な混雑だろうと思いましたが、鎌倉に到着したのが10時過ぎということもあり、比較的空いており段葛の散策路もスムーズに歩くことができました。
鶴岡八幡宮は、康平6年(1063年)に、源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際してご加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺にお祀りしたのが始まりです。
治承4年(1180年)に、源頼朝は伊豆で平家追討の旗揚げをし、鎌倉に入ると直ちに神意を伺い、由比ヶ浜辺の八幡宮を現在の地に遷しました。建久2年(1191年)には上下両宮の現在の姿を整えて、鎌倉の町づくりの中心としました。
その後、鎌倉は京都と並んでわが国政治・文化の中心となり、鶴岡八幡宮は関東の総鎮守として全国からの崇敬を集め、各地の村々に氏神様として八幡宮が奉斉されるようになりました。
現在では国際的史都鎌倉の中心的施設として国の内外より年間を通して数多の参拝者が訪れています。
鶴岡八幡宮の神苑ぼたん庭園は、境内の東南部にかけて築かれた廻遊式の日本庭園です。
昭和55年、鶴岡八幡宮の創建800年を記念して開園したものです。
神苑ぼたん庭園には100品種、1000株の牡丹が植えられており、春と冬に牡丹を楽しむことができます。
神苑ぼたん庭園は源平池に沿って造られている庭園です。
この庭園は景石、御簾垣、杉苔が調和した景観が有名なようですが、この時期はそれに藁囲いと傘が加わっています。
一つ一つの冬ぼたんも綺麗ですが、全体の景観も十分に楽しむことができるようになっています。
冬牡丹には少し早いのではないかと思いましたが、ほとんどの冬牡丹がすでに見頃を迎えておりびっくりしました。
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風来坊