御岳山(ロックガーデン) [2011年08月30日(Tue)]
「楽しく散歩」の風来坊です。 本日は「御岳山(ロックガーデン)」の紹介です。 御岳山は古くより山岳信仰の霊山として金峰山御嶽蔵王権現(武蔵御嶽神社の前身)を中心に発展してきた山です。御岳山の後ろに続く奥の院や大岳山は修験者達の修行場であり、遠く昔は山伏達が急峻な岩場や尾根を駆けめぐっていたのではないかと思われます。 山には登山道が整備されており、山伏達が修行のために闊歩した道を、現在では気軽にハイキングや登山を楽しめます。 御岳山には、ちょっとした散策から本格的な登山まで目的に応じていくつかの遊歩コースが紹介されています。 今回はレンゲショウマの群生地を見た後、中レベルのロックガーデン周遊コースを散策しました。 ロックガーデン周遊コースは、ケーブルカー御岳山駅から約10分の御岳ビジターセンターが起点(終点)となっており、その途中に武蔵御嶽神社や長尾平などがあります。 武蔵御嶽神社は標高929mの御岳山頂に創建された関東有数の霊場です。 紀元前90年、崇神天皇の時代に創建されたと伝えられています。 山岳信仰の興隆とともに、中世関東の修験の一大中心地として、鎌倉の有力な武将たちの信仰を集め、御嶽権現の名で、厄除け・延命・長寿・子孫繁栄を願う多くの人達の参拝によって栄えたとのことです。 御岳岩石園(ロックガーデン)は昭和10年に東京都緑地計画に基づいて、七代の滝近くの天狗岩の背後から綾広の滝の上部まで、約1.5kmの間に渓流と露岩などを利用して造った遊歩道です。 一歩この遊歩道に足を踏み入れると両岸には、苔むした奇岩怪岩が点在し、また亜熱帯植物が生い茂って、別名「東京の奥入瀬」とも呼ばれています。 昭和25年7月にこの地域一帯が「秩父多摩国立公園」に含まれ、東京都は自然公園施設として、休憩所、トイレ、野外卓などの施設を整備し、憩いの場として利用しやすい環境となっています。 平成12年に「秩父多摩甲斐国立公園」と名称が変更になり、また東京都の名勝・奥御岳景園地として指定されています。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― クリックをしていただけるとうれしいです。応援よろしくお願いします。 |