長崎 さるく旅 [2010年01月08日(Fri)]
「ポコ旅 NIPP_●_N!」 のポコタロウです。
今回は、坂のまち長崎市 を散策した旅のひとこまをお届けします。 タイトルにある、‘さるく’とは、「まちをぶらぶら歩く」という意味の長崎弁です。 大浦天主堂やグラバー園に稲佐山‥‥、観光スポットが豊富な長崎市。 最初は、そんな観光スポット目当てで訪れたものの、なんとなく‘さるく’してみると、 町全体に、歴史風情あり、異国情緒あり、坂あり、ネコあり‥‥。そんな多彩な風景の中を、‘さるく’することにすっかり魅せられ、遠くとも今やリピーターです。 町には、有名な丸い眼鏡橋とは違う、ハイカラ?な眼鏡橋があったり、港を見下ろす石畳の坂道があったり‥‥。長崎を訪れると、翌日襲いかかるであろう筋肉痛なんて気にせず、朝から晩まで‘さるく’漬けとなります。 長崎に初めて来た時、坂が多いなぁということ以外にも感じたことが、険しい地形ゆえのものなのか、まち(休憩できるベンチが多かったり)も人も親切という印象。 とある日、‘さるく’していると、現在地がわからず迷子に‥‥。通りすがりの住民の方に助けを求め、目的地への道を尋ねると、困惑した様子。その真意は、よそ者に話しかけられたからとか、道がよくわからないからなのではなく、道が入りくんでいて、言葉では説明が難しいということらしい。そんなおばぁさんの返答は、「私も同じ方向だから、一緒に行きましょう」。お天気についてや町のことなど、会話しながらの楽しい‘さるく’。そんな出来事が、日に2度あったことがありました。 時に、住民の方にも助けてもらいながら、‘さるく’が満喫できる長崎の町。例え、坂道がきつくとも、上りきった後には海と町が一望できる、それも大きな魅力のひとつです。 ポコ旅 NIPP_●_N! ポコタロウ |