生田緑地日本民家園 [2010年07月23日(Fri)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
本日は生田緑地日本民家園の紹介です。 多摩丘陵のゆるやかな起伏に富んだ生田緑地はクヌギ、コナラなどの自然林に囲まれた川崎市随一の緑の宝庫です。 枡形山のサクラ、ハナショウブが咲きほこる菖蒲園、アジサイの園、市民の花園のツバキ、ツツジ等四季折々の花が咲く公園です。 また、丸太階段や木道で結ばれた谷間の自然探勝路の散策を楽しむこともできます。 主な施設に枡形山展望台、噴水広場、かおりの園、プラネタリウムのある青少年科学館、岡本太郎美術館、全国の古民家を集めた日本民家園、藍染め体験のできる伝統工芸館等があります。 また、春と秋には、ばら苑でバラを楽しむこともできます。 今回は、新緑の日本民家園を訪ねてみました。 川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的に、昭和42年に開園した古民家の野外博物館です。 日本民家園では、東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋、船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台など25件の建物をみることができます。 また、本館展示室ではこれらの民家に関する基礎知識を学ぶことができます。 さらに、昔の民家生活をしのぶことができるように、園路には道祖神、庚申塔、馬頭観音、道標などの石造物、また民家内には農具、機織り、藁細工、竹細工などの生活用具が展示されています。 さらに、ボランティアによる囲炉裏での火焚きや床上公開も実施されています。 民家は生活の発展に応じてさまざまな改良が加えられます。 日本民家園に移築されている民家は、このような改良部分を解きほぐす復元調査を行い、原則として建立当初の古い形に戻しているとのことです。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 |