樹齢1200年の藤 [2009年05月14日(Thu)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
ゴールデンウィークが終了してから急に暑くなり、横浜でも度々夏日が観測されるようになりました。 本当に季節の移り変わりは早いですね。 藤の季節は終わりつつありますが、本日は樹齢1200年の牛島の藤を紹介します。 先日紹介しました「足利フラワーパークの藤」とは異なった趣があります。 「牛島の藤」で知られている藤花園は、元は真言宗蓮花院の境内でしたが、明治7年当時の住職藤岡好三氏がその筋への出願をしなかったため、廃寺となりました。 その後、所有者が変わり、現在に至っております。 「牛島の藤」は昭和3年1月に文部省指定天然記念物になり、昭和30年8月22日文化財保護法により国指定の特別天然記念物に指定されております。また、平成元年には新日本名木百選に選定されております。名木百選に選ばれた藤は全国で「牛島の藤」のみだそうです。 「牛島の藤」は樹齢千二百余年で山藤に似ていますがつるは右巻きで無毛です。 山藤は本州・四国・九州の山地にありますが、「牛島の藤」はその中の園芸の変種で、花房の長さは最も長いもの2メートルにもなります。 樹は根本から数本に分岐しており藤棚の面積は700平方メートルです。 詳しいレポートは「楽しく散歩」の「新着情報」の「牛島の藤」に掲載しております。 風来坊 |
1200年も咲き続けた藤の花・・・・足利の立派な藤が140年ですから、とんでもない長さです。
一口で1200年といっても、頭の中ではなかなかその期間を想像できません。