大山の紅葉 [2011年12月14日(Wed)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
本日は「大山の紅葉」の紹介です。 大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市、秦野市、厚木市の境にある標高1252mの山です。 丹沢山塊の東端にあり、丹沢の山々とともに丹沢大山国定公園に属しています。 東京、横浜から2時間という距離にあることから、首都圏からの手軽なハイキングコースとして親しまれています。 大山は富士山のような三角形の美しい山容から、古くから庶民の山岳信仰の対象とされてきました。 信仰登山は宝暦年間(1751年〜1764年)から行われ、大山講と呼ばれました。 また、各地から大山に通じる道は「大山道」と呼ばれ、現在の国道246号線の別称「大山街道」として残っています。 江戸の庶民にとっては、大山詣でと江ノ島詣でセットで娯楽の一つでもありました。 古典落語の演題にも「大山詣り」があります。 山頂に阿夫利神社本社、中腹に阿夫利神社下社、大山寺が建っています。 大山は別名を「阿夫利山」「雨降(あふ)り山」ともいい、農耕民にとって大山及び阿夫利神社は雨乞いの神として信仰を集めました。 大山は紅葉の名所として知られていますが、紅葉は大山寺及び阿夫利神社下社付近が見どころです。 大山寺、阿夫利神社下社はいずれもケーブルカーの駅のすぐ近くにあり、登山道を登らなくてもアクセスできます。 大山寺の紅葉は、本堂前の石段を覆う真っ赤なモミジが素晴らしいです。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 |