上野東照宮の冬ぼたん [2011年02月08日(Tue)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
本日は「上野東照宮の冬ぼたん」の紹介です。 上野東照宮ぼたん苑では、毎年1月1日から2月中旬までの予定で、冬ぼたんの一般公開が行われます。 今年は1月1日から2月20日までで、開苑時間は午前9時30分から午後4時30分までです。 鎌倉鶴岡八幡宮の冬ぼたんは1月5日で見頃を迎えていましたが、上野東照宮は少し開花が遅いとの情報があり、いつにしようかなと思っているうちに、ネットの友人から上野東照宮の冬ぼたんが見頃との情報が次々と届けられました。 ということで1月14日に上野東照宮を訪ねました。 冬ぼたんはすでに見頃を迎えており、十分楽しむことができました。 上野東照宮は、元和2年(1616年)2月駿河城に徳川家康を見舞いに赴いた、藤堂高虎と天海大僧正が、危篤の家康公の病床で「末永く鎮魂できる場所を造って奉ってほしい」との遺言を受け、高虎の屋敷領地であった上野の山に、寛永4年(1617年)に本営を造営しました。 その後、3代将軍家光がこの屋敷に満足できず、慶安4年(1651年)に現在の社殿(金色殿)を造営し、以後江戸の象徴としました。 これが現存する上野東照宮です。 上野東照宮には、徳川家康公(初代)、徳川吉宗公(8代)、徳川慶喜公(15代)が奉られています。 上野東照宮のぼたん苑は昭和55年(1980年)に日中友好を記念して開苑しました。 当初は上海及び洛陽植物園から寄贈された中国ぼたんを中心に70品種でしたが、現在では約250品種、3200株の日中のぼたんが咲き誇ります。 冬ぼたんは約40種類、600株が公開されています。 雪除けのわら囲いの中で寒さに耐えながら可憐な花を咲かせる冬ぼたんは、なかなかの風情があります。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 |