新宿御苑菊花壇展 [2010年11月27日(Sat)]
「楽しく散歩」の風来坊です。
本日は「新宿御苑菊花壇展」の紹介です。 皇室ゆかりの伝統を受け継ぐ新宿御苑の菊花壇展が、今年も11月1日から15日まで開催されました。 新宿御苑の菊花壇は、回遊式の日本庭園内に上屋(うわや)といわれる建物を設け、特色溢れる花々を独自の様式を基調に飾り付けた花壇です。 それぞれの花壇は、中央入口から入り、順路に沿って歩いていくと、最も美しく観賞できるようにデザインされています。 日本に園芸品種の菊が渡来したのは、奈良時代末から平安時代はじめといわれています。 その後、室町、江戸時代と発達をとげ、明治元年(1868年)に菊が皇室の紋章に定められました。 明治11年(1878年)、宮内省は皇室を中心として菊を観賞する初めての「菊花拝観」を赤坂の仮皇居で催しました。 展示用の菊は、当初は赤坂離宮内で栽培されていましたが、明治37年(1904年)より新宿御苑でも菊の栽培が始まりました。 そして昭和4年(1929年)からは、観菊会も御苑で行われるようになりました。 詳しいレポートは、ホームページ「楽しく散歩」の「新着情報」でご覧いただけます。 風来坊 |