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初めての海外登山 [2008年06月18日(Wed)]
 初めての海外登山は20歳の夏であった。以前にも書いたが、初めてのヨーロッパ、というより海外でもあり、初めての飛行機でもあった。大韓航空機撃墜事件の翌年で大韓航空が最も安くヨーロッパへ行ける航空会社だった。当時は南回りである。成田からソウル、ソウルから台北、香港、東南アジア、アラビア半島あたりでも2〜3カ所、経由した。まるで各駅停車のようだった。ヨーロッパに着いた時は時差ぼけを通り越してだいぶハイになっていた。
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マッターホルン [2007年12月13日(Thu)]
 マッターホルンに登ったのも二十歳の時であった。季節はずれの雪と単独行の登山者を助けたことにより時間がかかり、4000メートル付近でビバークを余儀なくされた。体が落ちないように小さな岩棚に体をザイルで固定し、ツェルトをかぶった。小さなガスコンロを膝の上に置き、雪氷を溶かした湯を飲む。麓の村のツェルマットは厚い雲で覆われているが、全ての雲は足下にあり、見上げると満点の星空である。時々、足下で光る雷の光が美しかった。顔を出して星を眺めては、寒さで首をすくめながら、またツェルトをかぶり、朝を待った。

モンブラン [2007年12月12日(Wed)]
 モンブランに初めて登ったのは二十歳の時であった。初めての海外登山というより初めての海外であったし、初めての飛行機であった。高校を中退してから2年半、なんて遠いところに来ているのだろうという気持ちになった。距離の遠さだけではなく、自分自身の生活の隔たりを感じた。その後、幾度かモンブランの頂上に立つことができた。フランス側だけはなく、イタリア側からも登った。私が最も好きな山の一つである。そして、私にとっての最後の「山」もモンブランであった。

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