CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«ネパール・ヒマラヤ(15) | Main | ネパール・ヒマラヤ(16)»
台湾の友人 [2009年11月12日(Thu)]
 10月に台湾の友人に招かれて、大学で講義を行った。2コマだが、1コマ3時間という長丁場である。最近の日本の学生はあまり知らないが、台湾の学生はとても真面目だと思う。

 台湾の友人である彼とはまだ4年ほどのつきあいだが、いろいろなところで飲んでいる。
 最初に会ったのは台南だったが、その2ヶ月後にはマカオで落ち合って一緒に調査をした。昼からというより朝から二人で飲んでいた。アパートで同じ部屋だったので、寝るまで飲んでいた。彼もタバコを吸うし、私も当時は吸っていたので部屋は煙幕をしたようにかすんでみえた。
 そして、今年の夏のメキシコも一緒であった。郊外の大学で酔いつぶれた彼をホテルまで連れて帰るのは私の役目であった。
 しかし、酔いつぶれている彼をみると、タクシーは止まってくれないし、一瞬止まったかと思えば走り去っていった。誰も怪しい東洋人はのせたくないだろう。気持ちはわかる。
 そこで一計を案じた。道路脇にうまい具合に椅子があったので、眠っている彼を抱えて、椅子の上にさもしっかりしているかのように座らせて、走りくるタクシーに手をあげた。
 するとタクシーは普通に止まってくれた。しかし、よしと思って、椅子の上の彼を抱えてタクシーに運び込もうとした時、タクシーはまたしても走り去っていった。ばれたか、という心境であった。
 もう一度、椅子に座らせると、また違うタクシーが止まってくれた。今度は絶対逃がすまいと、彼を運ぶ前に車の助手席と後部座席のドアを全開にして、時間を稼ぐことにした。
 運転手がドアを閉めて走り出す前に体を半身、車の中に入れ込むことができた。運転手は諦め顔で行き先を聞いてきた。タクシーを拾い始めて乗るまでに1時間が経過していた。彼は眠り続けたままであった。
【東アジアの最新記事】
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント