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文明の十字路 [2007年05月17日(Thu)]
 来月からのアフガニスタン調査の日程が決まった。近くのトルクメニスタンやウズベキスタンには10年ほど前に出かけたことがあるが、アフガニスタンは初めてである。特に高校時代に憧れていた土地である。NHKのシルクロードの影響もあったが、サントリーオールドのCM「羊飼い」篇の影響も大きかった。幼なじみに世界一周するとか、シルクロード横断するとか語っていたことが懐かしい。結局、未だに実現していない。
 バーミヤーンへはイスラマバード経由でカーブルに入り、カーブルから先は国連機を使うらしい。8人乗りとのことで、長崎から小値賀に向かっていたプロペラ機ぐらいの大きさであろうか。
 調査の目的はバーミヤーンで出土しているイスラーム陶器の調査研究であるが、肥前磁器がないものか、せめて明清の中国磁器がないものか期待している。ただ古代に栄えた町であるため難しいかもしれない。
 これまで海外で肥前磁器の出土が確認された遺跡は、広い意味での海岸地域に位置するものが圧倒的に多い。実際には内陸部の人々も磁器を使用していたことは確かであるが、発見例としてはあまり多くない。タイなど東南アジアの内陸部の遺跡に見られる他、メキシコシティーぐらいであろうか。メキシコシティーあたりが最も内陸に位置し、標高(約2240m)も高いものではないかと思う。海のシルクロードは陶磁の道ともよばれる。それは確かに中近世の陶磁器の輸送の大動脈であった。これまで大動脈を中心に考えてきたが、最近は大動脈から動脈、細動脈、毛細血管へと運ばれて行く流通形態の研究も重要であるように考えている。
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