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温泉 [2008年08月02日(Sat)]
 1週間ぶりに山に登った。登山道には江戸時代の伊万里の欠片が落ちていた。染付で網目を描いた瓶である。古くから信仰の山なので、何かの祈願のために酒か水でも入れて登っていたのであろう。


 下山後、麓の海岸沿いの温泉で汗を流した。晴れ空の下、空の色を映した海を見ながらの温泉はとても気持ちがよい。昔、冬のアルプスを登っていた頃もよく山を下りてから温泉に行ったものである。凍傷になりかけてふやけた手足をゆるゆると暖めながら、身体中で幸せを感じていた。そう言えば、中央本線の上諏訪駅には駅のホームに温泉があり、下山後の電車待ちの間、入ったことがあるが、今もあるのだろうか。中央本線や大糸線の駅はそれぞれに懐かしい。
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