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紫川の水面(3) [2008年07月04日(Fri)]
 高校時代は途中から折尾の近くに下宿していた。学校が終わると(終わらなくても)、バイトに行くために列車に乗り、小倉に着くまでに列車のトイレで制服から私服に着替えていた。そして、終電で折尾まで帰る暮らしが続いた。最終の時間は小倉発0時08分だったと記憶している。
 今はもう駅舎も建て替えられてしまったが、今でもその時間になると、終電前の独特の雰囲気と匂いをふと思い出すことがある。不思議なことに昼でもそうである。時計の長針と短針がその角度を示す時、ふと思い出すのである。駅舎の時計を毎晩、見上げていたからであろうか。
 退学した後はもう着替える必要もなくなった。というより制服を着ることがなくなった。17歳のクリスマスはCにいた。クリスマスイブが店のママの誕生日でもあったので、店にいないわけにはいかなかった。その時がちょうど60歳の誕生日だったので、彼女もそろそろ米寿を迎える頃だろう。そして、年が明けて、18歳の誕生日を迎えた。深夜のバイトであっても年齢をサバ読む必要がなくなった。
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