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マッターホルン [2007年12月13日(Thu)]
 マッターホルンに登ったのも二十歳の時であった。季節はずれの雪と単独行の登山者を助けたことにより時間がかかり、4000メートル付近でビバークを余儀なくされた。体が落ちないように小さな岩棚に体をザイルで固定し、ツェルトをかぶった。小さなガスコンロを膝の上に置き、雪氷を溶かした湯を飲む。麓の村のツェルマットは厚い雲で覆われているが、全ての雲は足下にあり、見上げると満点の星空である。時々、足下で光る雷の光が美しかった。顔を出して星を眺めては、寒さで首をすくめながら、またツェルトをかぶり、朝を待った。

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