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ある岳人 [2012年08月05日(Sun)]
 私はその人と山行を共にしたことはない。それでも山ヤとして20数年のつきあいとなっていた。シャモニから見ると、尖塔のようにそびえたつドリュ針峰の西壁を登った人と聞いていたので、岩登りに長けたごつい岳人と思っていたが、初めてお会いしたその人はとても柔和で知的な人だった。
 最後にお会いしたのは、数年前の山岳会の総会の折だった。別の用事で東京に出かけた時、たまたま年2回開催されていた総会と日程が重なったからだった。飛行機の時間があり、総会が始まる前に暇を告げたが、お会いしておいてよかったと思う一方、夜まで付き合えばよかったと後悔もある。
 体調が思わしくないことは聞いていたが、あまりに早すぎる悪い知らせを数日前に受け取った。空しい弔電を送り、脱力した。
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