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芸術の秋 [2011年10月29日(Sat)]
 フィリピンの友人たちが有田を訪ねてきたので、1週間ほどの滞在で有田、伊万里、波佐見、嬉野の窯場を案内した。今、彼らは京都で日本最後の夜を楽しんでいる頃である。
 一昨日の夜、その内の一人、文学研究者でもあり、詩人でもある女性とチャットした。日本文学の話になったが、最近はまともな文学作品を読んでいないことに改めて気づく。彼女が話す俳句や短歌の話にもついてゆけない。もっとも文学に限らない。10代の末期には周りは芸術家の卵ばかりいた環境に身を置いていたけれど、今は絵画や彫刻や音楽を鑑賞することもない。

 誰の詩が好きかと尋ねられたので、中原中也が好きだったと答えた。今は詩集を繰ることもないが、多感な時期にはよく開いたものだった。今の自分の年齢よりもずっと若い30才で夭折した詩人を今も好きかと聞かれると少しためらいを覚えるけど、それでも「頑是ない歌」や「吹く風を心の友と」は今も心にくる。
 そして、私のために詩をつくって贈ってくれた。何やら気持ちが込められた詩だったけど、英語の詩なのでよくわからなかった。詩を贈られたことなどなかったので少しこそばゆい気持ちだった。
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