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新型コロナV?そんなのには負けねぇ!こういう時こそ思いっきり祝うんじゃい!!〜事務局スタッフ誕生日会の記録〜 [2020年03月06日(Fri)]
新型コロナVの影響で、物はなくなり、外出しづらく、経済活動もなんだか元気がない・・・世間に灰色な空気が立ち込める・・・

しかし、こんな時だからこそ、
明るく、元気に、盛大に祝おうではないか!


・・・ということで、本日は荒川クリーンエイド・フォーラムの最若手スタッフである、とものり氏(通称)の誕生日の前祝いを開催しました( *´艸`)
(本当は3月11日が正式な誕生日)。

だが、ここは、かわいいのに伝説的に売れないLINEスタンプを作り、国から業務を受けている団体とは思えない表紙の年次報告集にしてしまう、あの「荒川クリーンエイド・フォーラム」。


ただの誕生会にはなりません。


誕生日の本人がケーキ購入から切り分けまで行うという、奉仕の精神で乗り越えねばならない、試練の日なのです。


果たして、とものり氏は耐えられるのか・・・。


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まずは、ケーキ注文。

いつもの船堀のダイエーの不二家さんにお願いをします。
IMG_5971.jpg
「なんて頼めばいいんだろう…」と躊躇するとものり氏。


…と、ここで重大な事実が発覚!!

なんと、不二家さんが今年1月で閉店をしてしまっていました・・・

(これでは自分で自分のネームプレートを注文するという、羞恥の極みが体験できないじゃあないか・・・!)

仕方がないので、別のケーキ屋さんで直接注文をすることに。
(それでも誕生日の本人が注文しに行くという鬼っぷり)


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思わぬトラブルはあったものの、無事にケーキを購入♪

とものり氏チョイスのガトーショコラと抹茶のロールケーキです(*^^*)
IMG_5972.jpg


まずはローソクを立て...
IMG_5977.jpg
(※誕生日の本人です)


みんなでバースデーソングでお祝い&ローソク消し♪
IMG_5978.jpg



そして、切り分け…
IMG_5980.jpg
(※誕生日の主役です)


みんなでおいしくいただきました〜〜(*´з`)
IMG_5981.jpg
誕生日おめでとう!!(*^▽^*)


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今年25歳を迎える、とものり氏。

「アラサーに入っちゃった…」と悲しんでいたけど、大丈夫。

まだあと5年はアラサーで乗り切れるよ!(^_-)-☆(謎のはげまし (笑))

良い一年を!
Girls be Ambitious !

続きを読む・・・
荒川でハトをエイドした件 [2019年11月26日(Tue)]
とある日の荒川河川敷。

ハトを、エイドしました。

…なにを言っているのかわからないと思いますが、ありのままに起こった一部始終をお伝えします。

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その日は午前午後で活動が2回あり、加えて草刈りも合間に行うというなかなかハードな一日でした。

午前中の活動が終わり、お昼休憩を取ろうと近くのグラウンドへ。

あたりにはハトがなぜかたくさんいました(きっと近くで誰かがエサを与えていたのでしょう)。
IMG_3004.JPG

疲れと空腹からそんなことはとくに気にせず、事務局スタッフのいまむとふじもはベンチに腰を掛け、買ってきたサンドイッチを食べようと取り出しました。

その瞬間、一斉に二人に向かってくるハト。
IMG_3002.JPG

まてまてハトたちよ。お前たちも空腹だろうが、我々も空腹なのだ。
やらんよ。

そう鉄の意志で食事を進めます。

(あるハトはベンチにまで乗ってきておこぼれを待っている…なんという図々しさ…)
IMG_3016_トリ.jpg

・・・

しばらくしたのち、いまむが気が付きます

いまむ(以下:い)「ん?あのハト、脚環付いてないか?!

ふじも(以下:ふ)「??!


よく見ると、群れの中に1羽だけ、脚環がついてるハトがいるではありませんか。

脚環はレース用のハトなどを管理するために使用されているものですが、恐らくは逃げてそのまま野生に還ってしまったのでしょう…
IMG_3012.JPG

い「もしかすると、いいハトだったら持ち主から何か御礼がもらえるかも…

ふ「!!!


その一言で、ふじもの挑戦が始まりました。

まずは、手持ちのサンドイッチのかけらでおびき寄せます。

しかし、どうも脚環バトの反応が鈍い…

近くにパンくずを放っても他のハトにとられる始末。

それでも徐々に近づいてきます。

そして、大分距離が縮まったのを見計らって、がっ!と手を伸ばすふじも。
IMG_3017.JPG

…しかし残念ながら空振りに終わり、ハトの群れは散ってしまいました。

い「足元で夢中になっているところで捕まえるぐらいじゃないとダメだね。でも、これだけ散ったら警戒されてダメかも…」

ふ「なるほど…」

しかしそんな二人の心配をよそに、脚環バトが再び舞い戻ってきました。
IMG_3018.JPG

おまえ、、さっき捕まえられそうになったじゃないか…

鳥頭とはこのことを言うのか。

『え?エサくれるんでしょ??』的な軽いノリで再び近づいてくる脚環バト。

…わかった。そこまでするなら、捕まえてあげよう。

慈悲の心で、ふじもの挑戦が再び始まります。

今度はもっと慎重に、かなりの足元まで近づけてパンくずに夢中になっているところで一気にたたみかける作戦。

まさか自分が捕まるとは思っていないのか、露ほども警戒せずに近づく脚環バト。
むしろ人に慣れすぎて、感覚が鈍いのか…

そして、いよいよもう目と鼻の先、数センチで手が届くまでに近づいた瞬間…

……ガッッ!!!

…ふぅ。


見事、ハトをゲットしました。
s-IMG_5140.jpg
(やりとげた顔のふじも)

さぁて、今日の仕事は終わった。

ひとまず、飼い主に連絡しよう。

ということで、脚環に括り付けられた電話番号に連絡してみます。
s-IMG_5138.jpg

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(電話をかけるふじも)

…プルルルル

…プルルルル

ガチャ。

「(!?出た!)」

主 「…はい?」

「あ、あのぅ、恐らくお宅で飼われていたハトを捕まえたんですけど…」

主 「ああ〜そうなんですかぁ。どちらでしょうか?」

「(けっこう高齢の方かな?)あの荒川の河川敷なんですけど…」

主 「ああ〜そうですかぁ、、荒川ねぇ。ハトの番号ってわかりますか?」

「(あ、脚環の番号か)え〜と、XXXXです。」

主 「ああ〜XXXXねぇ…う〜ん、そうですかぁ…」

「あの…どうしたらよいでしょうか?」

主 「そうだなぁ〜…困ったなぁ。。荒川ですよねぇ。私住まいが熊谷なもんで、取りに行くのもなぁ。」

「(熊谷から来たのか!)そ、そうなんですね…それは遠いですよね…」

主 「昔は日通でハト便ってのがあったけど、今は無くなっちゃってねぇ。。送るのもできないから、離してもらうしかないですよねぇ…。すみませんが、離してもらっていいですか?

「…そうなんですね。仕方ないですよね…そしたら離しますね。」

主 「すみませんねぇ、わざわざ。ありがとうございました。」

「いえ、こちらこそ突然すみませんでした…」

ガチャ…。

----------------------------

以上。

電話を掛けたところ、どうやら熊谷にお住いの方のハトだったようです(高齢のおじいちゃんでした)。

たぶん、そこまで重要なハトではなかったということでしょう。

(御礼の夢は儚く潰えました…)

たしかに、なんか鈍い感じしたもんなぁ

”達者で暮らせよ。もう捕まるんじゃないぞ”
と、願いを込めてハトを離してあげます。

そんな、荒川のとある昼下がりの出来事でした。


と、これで終わりかと思いきや、ほんの1分も掛からずに例の脚環バトが
再び舞い戻ってきた。

『え?エサくれるんでしょ??』的な変わらぬノリで、くるっくーと鳴きながら近づくハト…
s-IMG_5144.jpg

いやお前、さっきガッ!って思いっきり捕まってたやないか…

恐ろしく警戒心の薄いハトを前に、ここまで動物が人なれしてしまったのか!と自然界を嘆くようなことを考えていたような、いなかったような…

ただその日の荒川の空は、とても青く澄んでいたことは確かです。
(おわり)
・・・

<追記>
後日調べてみたところ、現在ハトなどの生き物は、ゆうパックで配送が可能とのこと(※ただし条件などあるようです)。

…おじいちゃんも知らなかったのね。

今度ハトを捕まえたらゆうパックで送ってあげよう。

皆さまもハトを捕まえた際は、ぜひゆうパックのご利用を。

by ふじも
インターンシップ参加学生の声(明治大学) [2019年10月01日(Tue)]
この夏、当団体に明治大学からインターンシップとして2名の学生さんを迎えました♪
約2週間の期間で感じたこととは・・・

どうぞ最後までお読みくださいませ〜〜(^^)/

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荒クリFでのインターンに参加して
明治大学 農学部 山本 拓

 私は環境保全に関わる仕事に興味があり、そうした活動を行っている団体のインターンシップに参加したいと思いました。そこで環境NPOである荒川クリーンエイド・フォーラムのインターンシッププログラムに参加しました。

◆裏方の大変さ、NPOの裏側を見ることができた
 ごみ拾い活動や、ごみの種類の調査、一般の人向けのごみ拾い体験イベントの運営補助などこのインターン期間中に様々な業務を体験させていただきましたが、特に大変だったのがイベントの準備でした。

 荒川の河川敷には葦が繁茂していて、葦に大量のゴミが絡め取られています。そのためごみ拾いをするためには干潮時に葦原に入り、草刈りをしなければなりません。葦原は湿度が高く、私は汗だくになりながらひたすらに鎌を振るい、刈り取られた2m近い葦の撤去作業も行いました。実際体感してみて、夏真っ盛りの昼間ということもありかなりの重労働に感じましたが、荒川クリーンエイド・フォーラムの方々がいつもイベントの度に行っていると考えるとすごいことだと思いました。

 また、こうしたフィールドでの準備作業だけでなく事務所で行われている事務作業も大変で、1日中事務作業に追われるといった日も少なくないそうです。例えばイベントに際して使う資材の準備や資材の発送作業、イベント参加者へのプレゼントの準備、ごみのデータのまとめ作業、HP、SNSの更新などなどなどなど…。

◆インターンシップで得た数多くの経験を活かしたい
 このように実際に運営側に立ってみないと見ることのできなかった裏方の大変さ、ごみの問題解決のために活動されているNPOの裏側を見ることができました。こうした方々の陰ながらの努力があってこそ社会課題を解決していくことができるのだろうと思いました。

 私は今回のインターンシップで河川・海洋ごみ問題の現状を学ぶことだけでなく、社会課題に向き合う姿勢を学びました。このインターンシップで得た数多くの経験を活かしていきたいと思います。
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(明治大学インターン 山本さん)

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荒川クリーンエイド・フォーラムさんのインターンシップに参加して
明治大学 法学部 2年 宮本理紗子

◆事前準備、事務作業の多さ・大変さにびっくり
 私はこのインターンシップで色々なことを経験させていただきました。

 私が特に大変であると感じたのは、イベントの事前準備です。荒川クリーンエイド・フォーラムさんは、イベントの前に必ず事前準備をされていました。例えば、ごみが見えやすくなるよう、葦を刈り、刈った葦を1箇所にまとめます。私も何度かお手伝いさせてもらったのですが、真夏の葦原はとても暑く、気が遠くなるほどのものでした。これを1人でやっていると聞いた時は、本当に驚きました。

 荒川クリーンエイド・フォーラムさんはイベントごとに参加者の安全のため、またごみを見える化することによって、より多くの人に荒川の現状について知ってもらうためにこのような過酷な事前準備を欠かさないのは本当にすごいと思いました。

 また事務所での事務作業も大変なものでした。私はイベント参加者への企業の協賛品の提供準備や、多くの団体へのポスターやリーフレットの発送作業を体験させていただきました。これは団体ごとに提供する協賛品の種類や数がちがうため、慎重に行わなければなりません。ポスターやリーフレットに関しては、手の脂がなくなるほどの枚数を仕分けるため、手袋なしでは作業できないそうです。

◆参加する側からは見えないこと
 しかし、このように多くの時間と労力をかけて事前準備をしても、イベント自体はほんの一瞬で終わってしまうように感じました。ですが、荒川クリーンエイド・フォーラムさんもおっしゃっていましたが、イベント終了後に参加者の方たちが少しでもごみ問題に関心を持ち、ごみを減らさなければならないと感じていらっしゃる姿を見た時、そこには事前準備の大変さが吹き飛ぶほどの達成感が味わえるのだと実感しました。このようにやりがいを感じながら仕事ができるのは素敵なことであると思いました。

 さらにSNSの更新やクリーンエイドの活動報告、調べるごみ拾いデータの集計など、私が行うと何時間もかかってしまうことを、荒川クリーンエイド・フォーラムさんは毎日くまなくこなしていっているということを知りました。
 イベントに参加する側は知ることができないNPOの裏側を体験させていただくことで、このような苦労があってこそ荒川の自然が保たれていくのであると実感しました。

◆自分ごとに考え、意識が変わった
 このインターンシップを通して、荒川のごみの現状について知り、自分のごみに対する意識も変わりました。インターンシップ開始前はごみが社会問題になっていることは知ってはいましたが、あまり深刻には受け止めていませんでした。

 しかし、2日目にごみの定量調査に行った際、ごみの多さに驚愕しました。わざとごみを1箇所に集めたのかさえ思いました。しかし、イベントに行く場所ごとに同じように大量のごみがあり、このような状況の場所が永遠に続き、地球の環境が着実に悪化していると考えると、早急に解決しなければいけない問題であると感じるようになりました。

 またそれを汗水たらして拾うことによって、なるべくごみを出さないようにしようと、日々考えるようになりました。生活が便利な時代になればなるほど、多くのごみが出てしまうのは避けられないとは思いますが、私たちがごみはきちんとごみ箱に捨て、またなるべくごみを出さないよう意識するだけでも、大分ごみは減らせます。

 そのために私もマイボトルやマイバックを常に持参するなど、意識的に取り組んでいこうと思うようになりました。このように実際に現場で体験しなければ得ることができない知識、考え方などがたくさんありました。

◆様々な面で成長でき、”参加してよかった!”と心から思った
 私はこのインターンシップで本当にたくさんの経験をさせていただきました。私の今回のインターンシップへの参加目的である、自治体・企業・地域の方々のネットワークの組み立てや運営方法の理解も多くの仕事に携わらせていただくうちに学ぶことができました。また普段は大学の授業のレポート書く際にしか使用していなかったPC技術も、このインターンシップを通じて向上することができました。
 この荒川クリーンエイド・フォーラムさんのインターンシップで得た知識や技術、考え方をこれからの人生の中で生かしていきたいと思います。また、私もやりがいを感じることができる仕事を見つけたいです。     

 私自身、この3週間で、色々な面で成長することができ、荒川クリーンエイド・フォーラムのインターンシップに参加することができて本当に良かったと心から思います。

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(明治大学インターン宮本さん)

インターンシップに参加して [2019年09月19日(Thu)]

荒川クリーンエイド・フォーラムさんのインターンシップに参加させていただいた、武蔵野大学工学部3年の若林美里です。


今回のインターンの期間は5日間ととても短い時間でしたが、とても内容の濃い充実した時間を過すことができました!

参加する前は「荒川クリーンエイド」という名前から荒川へ行きひたすらごみを拾うのだと思っていましたが、実際には川だけでなく街のごみ調査をしたり、そのデータを打ち込んでグラフにしたり、講演会に講師として参加したりと、とても幅広い活動をしていることが分かりました。そして私がクリーンエイド活動に参加する機会は、一度しかありませんでした、、、。(笑)

私が参加させていただいたクリーンエイド活動はこのように行われました。大きなごみもたくさん見つかりました!

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街のごみ調査から始め、その後に荒川のクリーンエイドに参加したことで街と川での違いも感じられました。ちょうど台風前後の調査もできたことで街のごみが川に流れてしまうことも実感できました。さらにそれをデータ化することで、ごみの数や種類を見比べられるのでとても大切な作業だと感じました。


講演会には二度も参加する機会があり、環境問題の考え方や日本の現状についてなど講演会の重点も異なるものだったので、とても良い勉強をさせていただきました。その中で企業での取組みの話が聞けたことや、マイクロプラスチック問題について初対面の方々とのディスカッションもでき、普段は体験できないことをたくさん経験することができました!

こちらは港区エコプラザさんで行われた、SDGsに関する講演会の様子です。

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事務局にあったマイクロプラスチックを、顕微鏡でのぞいてみました!

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大学でも環境を学んでいるので、荒川クリーンエイドでのインターンで得た知識を今後の自身のゼミや報告会で話すことから始め、社会に出てからもこの経験を活かして自身から発信していこうと決心しました。

続きを読む・・・
Posted by 荒川クリーンエイド・フォーラム at 11:02 | 事務局日誌 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ごみを拾って生活しているNPOからみてみる運営経費 [2019年01月30日(Wed)]
ACF事務局のむーいまです。

最近は社会企業家などの養成をするNPO(eticなど)もその成長が旺盛で、
いわゆるソーシャルセクターの存在も徐々に認知されているように感じます。

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ものづくり補助金がNPOにも活用できるようにもなりました。

また、Microsoft、Google、SalesForceなどの大手企業もITツールをNPO価格で
支援いただけるなど様々な取り組みがみられます。

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私がNPOの世界に飛び込んだのは1999年頃で当時19〜20才でした。
その頃に比べると
ようやくNPO法人であることのメリットを感じられるようになってきました。

荒川クリーンエイド・フォーラム(以下、ACF)はNPOの中でもどちらかというと会社のような側面をもった団体です。荒川のごみを拾い続けて(他にも事業はありますが)、20年も存続してきたのはある意味すごい(^_^;)

さて、こちらがACFの2017年度の決算書です。

■収入
29,983,830円

■支出
22,238,790円


この年は年度を跨ぐ寄付があったことから黒字決算で終えることができました。
実質的にはほぼプラスマイナスゼロです。

支出のうち、事業の人件費(法定福利費含む)が
14,435,574円
管理人件費(法定福利費、交通費、退職給付金)
  1,435,774円

人件費の合計は15,871,348円

1ヶ月で人件費だけでも130万円以上、
25日稼働で1日当たり5.3万円を捻出しないとなりません。

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そんな私たちの仕事の1つは企業さんのCSR活動の受け入れ。
ただ、有名な東証一部上場企業さんから
「NPOなのだから無償でボランティアを受け入れるべき」
といったご意見をいただくことがあります。

清掃活動への参加自体は基本費用がかからずに実施できます。
でも事前の調整や当日のスタッフの派遣を希望される場合は厳しいというのが本音です。
人件費だけでも1日5.3万円が何もしなくとも必要になることを
ご理解下さい。

その他にも
家賃 732,000円
Webサイトの維持費 540,000円
通信費 402,166円
複合機のリース代など雑費 360,252円
などなど
東京でNPOをするにはそれなりの経費が必要です。
それでもACFは共同事務所の中にあるので経費はかなり少ない方です。


また、資料・写真の提供や学生さんの論文のためのヒアリング、取材など毎週のようにご依頼いただきますが、基本的にごめんなさいしています(-_-;)
予算的にもそのような余裕がないからです。

今後、さらに理解が深まってくるかと思いますが、
NPOの姿は
団塊の世代が中心となった"無償のボランティア"から
今後は社会的な価値を生み出す”器”として世間から徐々に認められながら
成長していくのかなと思っています。

結局何が言いたいのかというと、特に言いたいことはないのです。。。


写真はpixabayを利用しました。

Posted by 荒川クリーンエイド・フォーラム at 12:02 | 事務局日誌 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
ふじもーの誕生会 [2018年07月27日(Fri)]
今日は荒クリFスタッフふじもーの誕生会。
荒クリFはスタッフが少ないので全員の誕生会をすることが義務付けられています(笑)

ポイントとして
・祝われる人が自ら箱から出し、ろうそくを立てる。
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・自らろうそくに火をつける
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・自ら歌う
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・自ら切り分け、臨席いただいたゲストに配る
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そして28歳の抱負を語る・・・

全てセルフサービスシステムとなっています。

皆さんも荒クリFスタッフになれば祝ってもらえます(笑)
Posted by 荒川クリーンエイド・フォーラム at 19:01 | 事務局日誌 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
かがわ「里海」づくりセミナーで荒川クリーンエイドの活動を紹介 [2017年02月21日(Tue)]
香川県が主催する かがわ「里海」づくりセミナーで、環境保全活動に
取り組まれている香川県内の皆さんに、荒川クリーンエイドの活動を紹介してまいりました!

「里海」づくりに”川ゴミ”?!
「里海」とは、人が自然と適切にかかわることで、多くの恵みをもたらす豊かな海のこと。
この里海づくりに、香川県では、全県域で、県民みんなで、山・川・里(まち)・海をつなげるよう
取り組まれています。
だ・か・ら、
豊かな海づくりに「川」の話だったのです。

荒川クリーンエイド・フォーラムでも、川のゴミは、まちから川に入る前にストップしよう!
そしてこの川のゴミを多く回収することが海ゴミを減らすことにつながる!と言っています。
川で回収されないゴミは大雨などでまた流れ出てしまい、海へと辿られます。
続きを読む・・・
川ゴミ・海ゴミは国境を越えて・・・オランダの教授の視察をご案内 [2016年03月28日(Mon)]
3月15日(火)に、オランダで海ゴミ対策に取組まれている「THE OCEAN CLEANUP」のツヴェイハウセン教授、事務局スタッフのフーフテンさんを荒川にご案内しました。

●各国の海ごみ状況を視察
THE OCEAN CLEANUPでは、オランダ沖で海に漂うプラスチックゴミを回収する装置を開発した団体で、海洋プラスチックゴミへの関心が大変高く、その削減に向け、海洋ゴミの状況を視察するために海外を回っていらっしゃるとのこと。今回はオランダ大使館の要請を受けご案内しました。
ゴミが海へと流れ出さないよう河川での対策が重要との考えで、川の状況も視察をご希望されたとのこと。日本では、荒川の他にも最上川を視察、そして日本の研究者の先生方とも意見交換をされたとのことでした。

●プラスチック破片に高い関心
160328pic1_240.jpg荒川クリーンエイド・フォーラムでは、河口に近い江戸川区内の荒川河川敷(河口から3〜5Km)の3カ所をご案内しました。
まず最初は下平井水辺の楽校。ここでは、干潟で子どもたちも水辺に親しみながら、ゴミ拾いなどの活動をしている場であることの説明を予定していましたが、水辺に到着するなり、細かいプラスチックの破片ゴミに目が釘付け。早速にカメラを構えられ、プラスチックゴミやゴミの溜まり状況についての質問が次々と。
やはり細かくて拾えなくなるプラスチックが厄介者で、その前(細かくなる前)に回収、その前に出さないように・使わないようにしなくてはならないとの思いは一致!


続いて、2km程下流側のヨシ原の下でゴミが溜まりやすい場所にご案内。
ここでも、ボロボロになった肥料袋を手にして、こんなにすぐに粉々になると問題視されていました。各国でも同様の課題を抱えているようです。
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そして最後に、3日前に「緊急出動荒川クリーンエイド大作戦!」を実施した場所にご案内。
残念ながらまだ、回収しきれなかったペットボトルの散乱状況と、3日前に回収したゴミ袋(約700袋)の山をご覧いただきました。
ゴミの少ない清潔な街=東京でも、色々なところから集積するとこのような状況であることを驚かれていました。しかし、日本では10年以上溜まってこの状況であるが、来日する前に訪問されたジャカルタでは、10日でこんなゴミの溜まり具合とのこと。
また、低水護岸の上に沢山溜まっている色とりどりのプラスチック破片やたくさんのレジンペレットにもカメラを向けていました。
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●国を越えて共通の活動
その後、荒川クリーンエイド・フォーラムの事務所で、映像などを通じて活動の紹介などをしました。
オランダでも河川で数エリアに分けゴミ拾いの活動を実施。行政などとも連携して行っていることなど、同様な活動をしていることに互いに喜び、連帯感を感じました。やはりどの国でも、海ゴミとなる前に川でくいとめることが重要であることの共通認識にも共感し合いました。

通訳さんを通しての会話でしたが、思っていること、考えていること、実践していることなど様々な点で意気投合しました。
国を越えて情報交換してプラスチックゴミを減らしていかねばならないと感じました。
川ゴミ海ゴミは国境を越え、世界共通の課題のようです。
クリーンエイド体験説明会、その後 〜荒川クリーンエイド運営委員会にて〜 [2013年09月26日(Thu)]
クリーンエイド体験説明会終了後、
集まった事務局スタッフ・運営委員で運営委員会が開かれました。

議題は「20周年記念イベント」
きたる2014年2月7日に開催予定の 荒川クリーンエイド20周年を祝う会(名前は仮称)。
その打合せです。

その中で、荒川クリーンエイドの20年をふりかえり、
「荒川クリーンエイドの価値ってなんだろう?」とそれぞれ考えました。
CIMG4130.JPG
私が事務局員として一員になり、約1ヵ月半。
ずーっとクリーンエイドを行ってきた皆さんの意見は、印象に残るものが多かったです。

運営委員のみなさんから何度かあがった言葉。
「20年続けていることがすばらしい。けれど、続いていてはいけない。」

荒川にゴミがいっぱいになり、クリーンエイドがスタートした当初。
「荒川がきれいになったらやめよう」と思っていたそうです。

P1gomi.JPG
<川端にたまった散乱ゴミ>

それから20年間。
荒川に長年たまっていたゴミは減ったと思います。
けれど、まだクリーンエイドはやめられない。
半年に1回、1年に1回のペースで同じ場所で行われるゴミ拾いでも
参加者が驚きの声を上げるほど、ゴミがたまってしまうからです。

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<2013年4月クリーンエイド 左から、実施前、実施後、拾ったゴミ>

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<2013年9月クリーンエイド 左から、実施前、実施後、拾ったゴミ>

20年の間、荒川も荒川クリーンエイドも変化してきました。
これからの荒川クリーンエイドはどうなっていくのか、私たちがどうしていくのか。

もちろんこれからもクリーンエイドは続けていきたいと思います。
けれど、川がきれいになって、
「もうクリーンエイドができるほどのゴミがない」、「クリーンエイドが続けられない」
そういって仕方なく荒川クリーンエイドが終る日を目指して、
今後の活動をしていきたいと思いました。

運営委員会で感じたこと、お伝えさせていただきました。

みんなでこれからもがんばっていきましょう!!

CIMG4134.JPG
(運営委員会後の1枚です)
事務局 姫野
 

力を合わせた事務局作業 〜ニュースレターなどなど発送〜 [2013年08月30日(Fri)]
みなさん、こんにちは!!
事務局の姫野です。

昨日のブログデビューに続き、今日もブログを更新していきたいと思います。
(なるべく存在をアピールしていこうという狙いです(=_=)。)

今日は、できたてほやほや(本日印刷)の今秋号の「ニュースレター」と、昨日届いたばかりの「ポスター&リーフレット」などなどを事務局のみんなで関係する皆さまに発送しました☆

130830hassou.JPG
発送作業中の1枚(あえてのカメラ目線です◎)

作業中に私が思ったこと…、それは「明日は指と腕が筋肉痛なのでは?」です。

初めての発送作業。同じ作業をひたすら繰り返すわけですが、右手が徐々に重く感じていくという状況に…。明日が怖いですね(;_;)。。。

ちなみに、私以外の皆さんは手慣れた動きとすばやい動きでどんどん作業されていました♪

事務局の広いテーブルを占領しての作業。
封筒や荷物を業者さんが持っていってくださったときは、とてもすがすがしい気持ちになりました(部屋も広く感じました(笑))。

今回は、ただひたすら単純な作業だけをしていた私。
次回は先輩方のように、頭を使うような作業もできるようになりたいと思います!!
(徐々にでよいのですが…^^;)
そして、作業のスピードアップを目指し、日々精進していきます!

本日発送させていただいた皆さんに、中をみていただけるのが楽しみです☆彡

皆さん、しっかり読んでくださいね!(#^^#)
(姫)
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