地域や企業の皆さんといっしょに、この地の自然を楽しみながら守っていこうという
小松川自然地・里川プロジェクト。
今回は、台風一過の気持ちのよい河川敷で、6人の子どもと8人の大人が集まって
外来種の抜き取りを行いました。
外来種の見分け方外来種とは、人間の活動で外国から入ってきた植物や生き物。
ここでは、河川敷一面に広がって、もともとあった植物の成長を妨げてしまう
セイタカアワダチソウを抜き取って、日本古来の原っぱを取り戻す活動をしています。
今は黄色い花をつけているので、とても見分けやすいです。
セイタカアワダチソウの抜き取りここは、特に自然の状態を良くしようと、2010年から抜き取りを行っているエリア。
セイタカアワダチソウはだいぶ少なくなって、多様性が回復しています。
小さい子どもたちも、一所懸命参加してくれました。
生き物観察抜き取りをしながら、原っぱの生き物たちを観察しました。
お腹に赤ちゃんを抱えたカマキリがたくさん見られました。
まじかに見るカマキリたちの表情はとても豊かで、
子どもたちの人気を集めていました。
こちらは、カニを捕まえました。
クロベンケイガニといい、荒川ではよく見られるカニです。
最初は怖がっていた子も、勇気を出して触っていました。
落ち葉でゲームひとしきり抜き取りをして、虫を観察した後は、落ち葉でゲーム。
いろんな色や形の落ち葉を拾い集めて、カードゲーム。
「一番大きな葉っぱの人!」先生がお題を出して、一番大きかった人が勝ち!
最後に、落ち葉を一番持っていた人が優勝です。
「一枚の中に、たくさんの色がある葉っぱ!」
何色あったかな?
それから、みんなの落ち葉をグラデーションのように並べてみました。
緑、黄色から赤、茶色まで、同じ落ち葉でもいろんな色があるね。
最後は、抜き取ったセイタカアワダチソウの山の前で、記念撮影。
たくさん抜き取ったぞ〜、オ〜
残暑が長かった荒川も、すっかり秋の様相です。
みなさん、おつかれさまでした!(星)