6/15「みんなで荒川の生態系を守ろう」ボランティア体験記 [2013年06月22日(Sat)]
社会体験研修として、荒川クリーンエイド活動のボランティアスタッフを体験いただいた
森岡様の『ボランティア体験記』をご紹介いたします。 ================================ 今回、社会体験研修を兼ねて荒川クリーンエイドに初めて参加させていただきました。 今までボランティア活動をした経験があまりなかったこともあり、 環境保全活動をする方達がどのような準備や活動をするのか 興味を持ちながら参加しました。 場所は、スカイツリーからほど近い四ツ木駅付近の荒川。 活動内容は、「セイタカアワダチソウ」や「オオブタクサ」の除草と、荒川沿いのゴミ拾いでした。 スタッフの皆さんは8時15分集合ということで、私もその時間に 集合場所へ。すると、すでに長靴姿で現場の下見をするクリーンエイドの スタッフの方たちがいらっしゃいました。 清掃活動や参加者のために朝早くから現場で準備をしている姿を見ていると、 自然が大好きな方たちの熱意を感じました。 そんなスタッフの皆さんは、どんな感じの方なのかと緊張しながら挨拶をすると ・・・なんとも気さくな方ばかりで、あっという間に緊張がほぐれてしまいました。 自然が好きな方は、心がオープンで優しい方が多いなぁと感じました。 打ち合わせの後、清掃場所の下見に行きました。 するとそこには・・・ ゴミ!ゴミ!ゴミ! ゴミの多さにびっくりしました。果たして、こんなゴミを拾いきれるのか と不安な気持ちになると同時に、人はすごい量のゴミを出すんだなぁと 感じました。 下見が終わって8時50分ごろになると、参加者の皆さんが集まりだしました。 今回は100名を超える参加者が集まったそうです。 女性もたくさんいて、ボランティアの経験がほとんどない私は、 参加者の皆さんのやる気に少し緊張しながら開会式を迎えました。 開会式では、佐藤代表のお話や、除草する外来種の「セタカアワダチソウ」 「オオブタクサ」についての説明などを聞き、作業へ。 こちらが「セイタカアワダチソウ」です。 除草現場に着くと、たくさんのセイタカアワダチソウがぎっしりと生えていました。 根も結構しっかりと生えていて、2〜3本まとめて抜こうとすると大人でも苦労します。 途中で給水休憩をはさみながらも、参加者の皆さんと協力して1時間後には、 かなり抜くことができました。 作業中、佐藤代表と話をしていると、セイタカアワダチソウで染物をするなどの 使い方もあるというお話を聞きました。ただ抜くだけでなく、 有効活用できる使い道があれば除草活動も広がりやすいのになぁと 感じながらお話を聞きました。 休憩後はゴミ拾い活動。 朝、下見した場所に向かい、ごみの種類をチェックしながら拾っていきました。 30分ほどのゴミ拾いでしたが、 こんなに集まりました! 衣服やタイヤ、ボールなどもたくさん落ちていて、拾うのが大変でした。 一番多かったのはペットボトルのゴミで、70袋以上集まっていました。 上流から流れてくるものが溜まっているそうです。特にお茶のペットボトル が多いそうです。私もよく飲むので、他人事には感じられませんでした。 活動はお昼に終了し、写真を撮って参加者の皆さんは解散。 その後、ゴミ袋の数を数えたり後片付けをしたりして、1時ごろに スタッフの皆さんの仕事も終了しました。 今回、研修の一環で参加させていただきましたが、予想以上のゴミに ただただ驚くばかりでした。つまり、ポイ捨てをする人がこれだけいるということ。 この活動が広まって、ポイ捨てする人の感覚が少しでも変わっていくと いいなぁと思いました。 さらに、活動を通して知り合えた人と楽しく参加することができて、 きついイメージがあったボランティア活動を見る目が変わりました。 また機会があったらぜひ参加したいと思える活動でした。 ボランティアをしてみたいなぁと思っている人には、敷居も低く、 おすすめです。ぜひ、参加してみてください。 |