9月2日(日)源流エコツアーの2日目。
この日は、原生の森まで移動して、原生林の自然を満喫しました。
鉄砲堰に水を貯める鉄砲堰は、かつて、山から切り出した材を、川の流れを利用して下部まで
運び出すための堰で、それを復元したものです。
まずは、堰に水を貯めるために、板で塞ぎ隙間を石や土で埋めていく作業です。


作業は、地元のNPO法人もりと水の源流文化塾の山中進さんがすすめてくださいました。
原生林散策鉄砲堰に水を貯める間に、原生林の沢に移動。
多様な木々とその間を流れる沢と、苔むした岩の美しさは素晴らしいものでした。
この沢を流れる水が、やがて荒川まで通じるかと思うと感慨深いものです。
ここでは、同NPO法人永越さんに樹木のことから歴史までをご説明いただきました。
沢に沿ってかなり急な斜面を登り、木々の様相を楽しみ、沢の水を飲み、
原生の森を満喫しました。

鉄砲堰を開ける原生林散策の後に、先の鉄砲堰に戻り、最後に堰を開けました!
水圧がかかっている堰でしたが、てこの原理を使って中心の棒を引くと・・・
ごぉぉーーっと、すごい勢いで水が流れ出し、迫力!!
先人の作られた仕掛けにあらためて感動しました。
源流域の自然を満喫し、これら源流域の森林保全について考えた2日間となりました。(伊)
※本エコツアーは、住友ゴムCSR基金の助成を受けて実施しました。