9月1日(土)〜2日(日)に、
荒川の源流域となる秩父市大滝へ、エコツアーに行きました。
薪拾いボランティアに参加1日目は、まず、秩父市の人工林での"薪拾い"ボランティアに参加。
間伐された林で、材として運び出された後に残された材(林地残材)を搬出して、
薪として活用していくためのものです。
残された材(丸太)は、秩父市のボランティアさんたちによって150cmの長さに切られ、
それをトラックに積めるよう運び出す作業でした。
薪とはいえ、かなり太く、重く、二人で力を合わせて運び出したりもしました。
午後の作業は、雨によって早めに切り上げましたが、
それでも大人数で作業をすると短時間でしたが、
トラック4台半分もいっぱいになりました!!
作業を主催された秩父市役所、サポートいただいた秩父市の
森林ボランティアの皆さんに感謝いたします。
雨が本降りとなると、舗装された林道には水が川のように流れているのに、
林の中は水を吸い込み、あらためて森林の保水力を実感したことが印象的でした。
源流域の環境保全のために夕食後には、秩父市の方、荒川下流域から参加者とともに、源流域の森林保全のために
下流域の住民が何ができるかの意見交換会を開催しました。
秩父市からは映像で材木の切り出しやその活用などを紹介いただきました。
楽しいイベントなどで下流域の人がもっと秩父の林に関心を持てるようにすることや、
地元材を使う仕組みづくりなど様々な話しが出ました。
今後も上下流で連携を深めていきたいと感じました。(伊)
※本エコツアーは、住友ゴムCSR基金の助成を受けて実施しました。