9月8日(土)午後は、
足立区生涯学習センター(学びぴあ21)の研修室に会場を移し、
荒川クリーンエイド実施のための説明会と、海洋漂着ゴミに関する講演会を開催しました。
説明会には、これから荒川クリーンエイドのキャプテンとなられる方、荒川クリーンエイドに関心のある方にたくさんご参加いただきました。
来賓として、荒川下流河川事務所の波多野所長さまより、この皆さんの活動を応援いただくあたたかいお言葉を頂戴しました。
その後、実際に荒川クリーンエイドを実施するための事前の準備、当日の手順、実施後の報告についてを説明。
また、「マイボトルdeゴミ拾い。」として、マイボトル持参の呼びかけやペットボトル調査について、安全管理について十分に配慮して当日に臨むことなどの説明をいたしました。
これから各地で実施される活動が安全に、そして参加者一人ひとりがゴミについて考えられるような、意義ある活動となるようご理解いただけとことと思います。
講演会では、大妻女子大学の兼廣春之教授をお招きして、
「漂着ゴミによる海洋汚染の最新情報とボランティアにできること」と題して講演いただきました。
東日本大震災による大量のがれきの漂流の状況、震災に限らずかつてから太平洋を海流でゴミが漂流しゴミの溜まり場ができていること。またプラスチックゴミが破片化、微細化して生物が取りこんだり、環境ホルモンも吸着していることなど、その影響が懸念されていることなど、いろいろと興味深いお話をいただきました。
そしてこれら処理が困難となる海ゴミは、なるべく発生してすぐ(微細化する前に)拾うことが効果的であること。そういった意味でも川でのゴミ拾いは意義が大きいことをあらためて感じた講演会となりました。(伊)
※本講演会は、(財)河川環境管理財団の河川整備基金の助成を受けて実施しました