4/22「春の小松川自然地探検」イベント開催! [2012年04月22日(Sun)]
4月後半にしては少し肌寒い中、48人の地域の皆さんにご参加いただき、
「小松川自然地・里川プロジェクト」第1回目のイベントを開催しました! プロジェクトの紹介 まずは、堤防の上に建ったばかりの看板の前で、プロジェクトのご紹介。 これから、外来植物の除草、ヨシ刈り、生き物調査、自然環境教室 などを組み合わせたイベントをシリーズで開催して、 地域の自然や環境保全に関心ある皆さんといっしょに、 この地の自然に親しみ、保全する活動を行っていきます。 看板の前で、小松川自然地・里川プロジェクトのご紹介 草原の探検 草花や昆虫などを観察しながら、みつけた草花を 外来種(外国から入って来た種)と、在来種(日本にもともとあった種) に分けるプログラム。 堤防で、さまざまな種類の草花を探しているところ 子どもたちは、ヨシ原のカニやアマガエルなど生き物探しに夢中 さて、皆で「外来種」と「在来種」に分けた植物の解説です。 外来種と在来種、どちらが多いかな? 今日見つかった在来植物は、全部で11種。 キツネノボタン、ギシギシ、スギナ、スズメノカタビラ、タチイヌノフグリ、 タネツケバナ、ナズナ、ハコベ、ハマダイコン、ホトケノザ、ヨモギ。 セイヨウタンポポ、シロツメクサ、カラスノエンドウなど 14種みつかった外来植物の方が、 種の数としては少し多い結果となりました。 外来植物って? 外来植物は、自ら好んで日本にやって来たわけではなく、 人間の活動によって入って来たもの。 中には、広く繁茂して、在来植物の生育を大きく妨げてしまうものもあります。 そのひとつと考えられているのが、セイタカアワダチソウ。 小松川自然地では、このセイタカアワダチソウの抜き取りなどをして、 それによって、植生がどう変化していくか、どんな在来植物が増えてくるかなどを 皆さんといっしょに観察していきたいと思います。 外来植物セイタカアワダチソウ 水辺の探検 さて、後半は、お待ちかねの水辺探検。 広〜い干潟でヤマトシジミやゴカイなどを探します 鳥の大きな足跡も発見しました 干潟で生き物を探した後は、 投網(とあみ)で獲れた魚やエビなどのお話を聞きます。 荒川ではおなじみのマハゼ、ボラ、スズキ、ヒラタエビのほか、 カレイや、シャコエビなども獲れました。 投網(とあみ)で獲れた魚やエビの解説 生きたカレイをはじめて間近に見た子どもたち たっぷり自然に親しんだ後は、荒川を背景に 「生き物たちと遊んだぞー!、オー!」 次回は、5月20日(日)「外来種の若葉観察と除草体験」(ご案内はこちらから) また小松川自然地でお会いしましょう!!(星) |