昨日10月23から今日まで、1泊2日で、5年生の集団宿泊学習を実施しています。
この宿泊学習の目的は、
○自然とのふれあいや創作活動等の体験を通して、自然に親しむ喜びを味わい生活や文化に対する理解を深めること。そして、
○規律ある集団活動を通して、友情を深め協力することや、働くことの尊さを体験すること。
私も5年生担任時代、奄美自然の家や、韓国岳登山、大隅山系の登山、加世田の南薩自然の家を利用した宿泊学習など、赴任先の県内各地で、子供たちを何度か引率した経験があります。行く前は、遠足気分の子供たちが、日常と違う体験をする中、弱音をはく子を友達の励ましでやりきったり、子供たちが自然の素晴らしさにふれ感動の声を上げたりするなど、集団宿泊学習のねらいに沿った経験をした子供たちが、大きく成長した姿を見てきました。
さて、今年度本校5年生の宿泊学習は、栗野岳登山や県立霧島自然ふれあいセンターでの研修などです。昨日の登山、天候等を心配しましたが、全員、無事元気に下山したようです。
さて、この宿泊学習を前に、出発前に話したキーワードは「安心・安全」「ルール」「協力と知恵」についてです。
〇1点目「安心・安全」については、「事故」にあわないよう「安全に十分留意」して行動し、みんなが、無事戻ってくることができようにということ。
〇2点目「ルール」については、集団での生活・行動をルールを守って、お互いや周囲の人たちが気持ちよく過ごせるようするということ。
〇3点目の「協力と知恵」については、学びを修める宿泊学習になるよう、お互い協力して、知恵を出し合って、様々な課題を解決すること。
こういったことを踏まえて、本日の帰校時の迎えの言葉も述べようと考えています。きっと子供たちにとって、「楽しく思い出に残る宿泊学習」「宿泊学習で学んだことをこれからの学校生活や日常生活に生かしていく宿泊学習」になることと思います。
子供たちの帰校後の学びの成長の姿を楽しみにしています。5年生の保護者の皆さんは、子供たちから二日間の様子を聞いてみて下さい。なお、昨日の栗野岳登山の安全確保のためご協力頂いた保護者の皆さん、御協力ありがとうございました。
「栗野岳登山 そして 共に仲間と過ごした宿泊体験 共に成長し 子等の学びの深まりに これからの学校生活の高まりを更に期待する」