1学期、6月の梅雨のまっただ中のことでした。
いつもの朝の登校指導を終え、学校に戻って、正面玄関の靴箱のところに行った時のことです。
「おっ、すごい!」
と感心したことがありました。
それは、傘立ての傘が、各学年・各学級、写真のようにきれいに揃えて並べてあったのです。
そして、それは、自分で並べた子どももいることと思いますが、丁度その場にいた子が何本か並べていたので聞くと、
「靴箱当番で傘が並んでいないので、並べています」
「いつもそうしています」
とのこと。高学年の係の子供たちがしているのを、下学年の係の子供たちが見て真似ているようでした。
「そうやると、見た目にも綺麗だし、帰るとき、傘を取る人は取りやすいね」
と係の子供たちを褒めることでした。
実は、前任校でも、傘並べの指導はしていて、子供たちに指示してさせるだけでなく、職員も自ら傘並べをしていたのでした。
そして、このことは、本校でも、子供たちが整理整頓することなどを身に付けて欲しくてやっている職員がいるということも後で知ったことでした。
「傘ならベに 子どもの思いと職員の思いが見え うれしくなった梅雨の日かな」