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みんなでやろう、お金のこと [2021年02月27日(Sat)]
まいどお世話になっております。あの屋でございます。
今年の確定申告、4月15日まで期限延長となりましたが、
先送りしたところで、新年度気分になりにくくなるのもあまり良くないので、
サクッと済ませるのがイチバン!
2月18日、25日に「みんなでやろう確定申告の会」を行いました。
(イベント案内のブログはコチラ


18日は、大雪山自然学校の事務所にて、主にスタッフの皆さんと一緒に確定申告。
25日はハルニレカフェにて、昨年も参加してくれた皆さんと一緒に確定申告。

今年から、電子申告しないと青色申告特典の控除額が下がってしまうということで、
あの屋としては初の電子申告にチャレンジ。
気づけば提出が済んでいて、あっけない感じ。
これまで何枚も台紙に貼り付けていた寄付金の領収書やら支払調書は、提出省略となり、
なんだかなぁ〜〜という感もいっぱいでした。

私は会計や税務の専門家ではないですが、会計や経理は好きです。
団体の皆さんや、同じ個人事業主の皆さんとお金の話をするのは楽しい。
誰かにおまかせすることで、煩わしさを減らして、他のことに集中するものもちろんアリ。
でも、もっともっと、みんなで考える機会が増えたら良いなと思っています。

みんなで集まってやると、
「このレシートって何費になる?」
「この欄って、どの数字を入れたらいいの?」
「これってどういう意味??」
そんなつぶやきがたくさん飛び交うので、お互いに「なんだろー??」となりながらも、
たくさんの学びの場になります。

自分たちの活動にとっての会計の意味や役割。数字との付き合い方。経理の楽しさ。

また皆さんで共有する時間を作れたら嬉しいです。
勉強したい!という方、大募集中(笑)

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レシートの整理には、バットが使える!


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みんなで国税庁のサイトにアクセス!


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言い出しっぺの橋栞ちゃんも無事に終了。今年も声掛けありがとう!


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本日の緑道。やっぱり雪が多いなぁ


Posted by ayano sato at 20:33
今週のブログはおやすみ [2021年02月20日(Sat)]
2017年1月から、毎週土曜日更新しているブログ。
「おやすみ」は、2回めです(笑)

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久しぶりに鷹栖へ。冬の鷹栖もキレイ。


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山の中の小さな小屋。そのうちここから甘い香りが…楽しみ。


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ポカポカ薪ストーブと、手作りケーキで、お茶会
Posted by ayano sato at 17:30
『大学』というコミュニティ [2021年02月13日(Sat)]
まいどお世話になっております。あの屋でございます。
例年であれば、今頃は旭川冬まつりの時期。
恒例の大雪像も、氷彫刻もない2月。やっぱりさびしいですね。
今年は、「みんなの冬2021」と題して、
雪だるまや雪あかりの写真を、特設サイトで募集中。
雪だるまとメッセージと、知っている顔もたくさんあって、
なかなか会えなくなった人たちとの交流機会にも一役☆という企画になりました。


さて、今週もあの屋は通常営業モード。
年度末&決算に向けた動きが、少しずつ始まっています。

11日(木・祝)には、旭川大学短期大学部の非常勤講師懇話会がありました。

例年2月の懇話会は、会食スタイルだったのですが、
今回は、オンラインも併用しつつの、マジメな年次報告&意見交換会に。

話題の中心は、コロナとオンライン講義についてでした。

私はとても運が良く、全5回の講義すべてを対面で行うことができましたが、
オムニバスでバトンを渡した経済学部の木谷耕平先生からは、
「結局1回しか対面授業が無かったから、全然学生の顔も覚えられないし、
反応もわからないから、関心があるのか無いのかもイマイチ…」とお話されていました。
他の先生方からも、オンライン講義の良し悪しについても、色々とお話を聞くことができ、
考えさせられること多数。

短大で私が担当しているのは、教養科目。しかも2年生の後期。
「特に関心ないけど、取らなきゃ卒業できない」的な学生も、きっと多いのでは…
とついつい思ってしまいますが、
みっちりスケジュールで2年間国家資格を取得しようと頑張ってきた学生にとっては、
やはりやる気ぬるめ講義なんだろうな、と過去の自分を振り返りつつ考えます。


専門科目では、「オンラインの方が、積極的にコメントをもらえる」
「文字を書くのが苦手な生徒が、意見を書ける」とも伺いましたが、
なかなかそう簡単にはいかないもの(涙)


オンラインというのは、学生の学びの機会を大きく広げることができたかもしれません。
他大学との交流や、遠方のゲスト講師とコミュニケーションが取れるとか。
では、この旭川大学というコミュニティの中においては、どうでしょう?

短大の卒業生は、約7割が旭川市内で就職します。
4大の卒業生も、約9割が道内で就職します。
来年度からNPO論で講義をするコミュニティ福祉学科は、100%道内就職。

地域に出れば、同じ市民・道民。
近い未来に、同じミッションに向かって活動を共にするようになるかもしれない者同士。

大学関係者のひとりとしては、「旭川」「北海道」を共通の主語として、
学生という限られた貴重な時間に、直接的なコミュニケーションを取りたい。
そこにある価値を失いたくは無いな、と思います。


来年度の講義。まだ準備はこれからですが…
あらためて、直接、目の前で発される言葉の強さや、語りかけられる空気感、
そして『集うこと』の意味や、空間を共にすることの価値を、
講師という立場から捉え直して、来年度も学生の皆さんとの時間を作りたいです。

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オレンジは旭川市内。


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お持ち帰りのお弁当は、花咲のイタリアンレストラン・ビランチャさんのオードブルぴかぴか(新しい)
どれもこれも、美味しかった〜〜!


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今日の緑道。気温の高い日が多かったので、ちょっと雪溶けたかな?

Posted by ayano sato at 20:32
ふるさと納税を、「税収」ではなく「寄付」に [2021年02月06日(Sat)]
まいどお世話になっております。あの屋でございます。
今週のブログは、本当につぶやきです(苦笑)
でも、本気のぶつぶつです。


3日水曜日に、旭川市新型コロナウイルス感染症対策基金活用検討会
2回めの会議がありました。
この「基金」は、ふるさと納税のしくみを使い、
旭川市ホームページや、ふるさと納税ポータルサイトから、
使途指定されたものが原資となっています。

ホームページの記載はこんな感じ。
----------------------------------
旭川市の「新型コロナウイルス感染症対策」に皆様の御支援を!
「コロナに負けない!」
賑わいを取り戻し、安心して暮らせるまちになるよう、様々な事業の財源にするため、
皆様の御支援をお願いいたします。
いただいた御寄附は感染症対策等に充てさせていただきます。
----------------------------------

こちらの基金への寄付は、当初の想定の倍の金額になりました。
11月・12月の大規模クラスターが広く報道されたことも影響してか、
市内外からの寄付が増えました。
ホームページには、寄付とともに寄せられたメッセージも掲載されています。
こちら


10月に開催された第1回活用検討会では、
持続化給付金の対象とならなかった事業者を対象とした給付金事業の費用の一部として、
基金を充当することが検討されました。
会議の中では、「持続化給付金の対象外となったのは、売上要件だけではない事業者もいる」
というお話もしつつ、対象となる事業者を幅広く設定して欲しいと意見しました。
後日、意見交換の機会もいただきましたが、結局は「確定申告」が要件の一つとなり、
法人税法上の収益事業を行っていない事業所や、実費弁償で申告不要とされている事業所、
高齢者・障害者・寡婦等雇用による法人税免除の事業所は対象外に。
もちろん、任意団体も対象外に。
排除理由には、「経済部の事業だから」「審査が煩雑になるから」と伺いましたが、
蓋を開けてみれば、1,500社を見込んでいた申請数は、現在50社ほど。
申請期間は、今月末までです。
がんばる小規模事業者応援給付金


そして、今回2回めの会議では、今日の道新にも掲載されていた事業について、
基金を充当するということで説明がありました。

様々な施策がありましたが、多くは経済対策に区分されます。
正直なところ、私は違和感を覚えるものばかりで、少々語気強めに発言してしまいました。

今年度も行ってきた事業者への給付や助成の延長、新規事業開拓や環境整備のための補助金。
広い意味で、「感染症対策等」と言ってしまえばそうなのでしょう。

もちろん、医療機関・福祉施設でのPCR検査費用や、衛生用品の購入費などもあります。
ですが、基金の使途としては経済対策にかける金額の方が、遥かに多いです。
食べマルシェ開催に際しての感染症対策経費、というものも入っています。

道新の記事からは、どの事業予算が、この基金を活用して実施されるものなのかは、
明確にされていません。
ふるさと納税も寄付金も、市役所のお財布に入ってしまえば、
単なる「歳入」の一部として、「税収」と同じ財源として扱われてしまう。
そんな印象が、どうにも拭えません。


最近、行政の立場で語られる「共助」という言葉が、妙に耳に障ります。

昨年末、医療機関や福祉施設で働く方を応援しようと、
お弁当の配達や、様々な差し入れが、たくさん届けられました。

アルバイトが減って生活苦の大学生、お客さんが来なくて収入が減っているサンロクのお店。
そんな人たちにお米や食品を提供しようという動きもあります。

コロナ禍以前から、人々の生活を支えるため、生活を豊かにするための活動も、
旭川にはたくさんあります。

現在の状況下において、新規事業開拓をしようという血気盛んな事業者よりも、
なんとか市民生活を支えたいと思い、赤字覚悟で継続を選ぶ事業者を応援して欲しい、
というのが正直な気持ちです。

地域の中で、どうにかしたいと思い動く人たち。
決して金銭的・時間的な余裕があるから、という理由で動いているわけではないはず。
地域の中で自発的に行われている「共助」には、
「歳入」の一部となってしまった「税収」は、活用することはできないのでしょうか。



寄付は、誰かを信じて託す行為。
未来を選択する「投票」であり、選択を実現する「投資」。

寄付は、お金だけでなく、そこに込められた思いも含めて、
地域の課題を解決する、新たな価値を創造するための原資となるもの。


旭川を応援したい、旭川の役に立てて欲しい、元気になって欲しい。
そういった思いに、この「コロナ対策基金」というしくみは、
本当に応えられているのでしょうか?


活用検討会の委員といっても、検討会の3日後には新聞報道される”決定事項”に対して、
なにをどう意見しても変えることはできないのでしょう。

それでも、これまでの経験から得た感覚、感情、価値感を大事に、
貴重な参画の機会を活かしたいです。

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本日の北海道新聞・地方紙面より


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本日の緑道。あったかくてびっくりした!
Posted by ayano sato at 16:52
あの屋のこと

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