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日常と未来 [2020年04月18日(Sat)]
まいどお世話になっております。あの屋でございます。

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本日の緑道



北海道では、2月末に最初の「緊急事態宣言」が出されました。

3週間の自粛期間中には、市民ひとりひとりが、
様々なアイディアを出し合い、支え合おうという声がかかり合い、
その発想の豊かさや、現実的・合理的な考えに、さすが道民!心強いなぁとも感じました。

しかしながら、日常生活が奪われたという感は強く残ったまま、
この1月半のうちに、北海道を覆う空気は変わりました。
道外と札幌圏域との往来者に対するピリピリした空気が蔓延し、
せっかくの雪解けを喜ぶこともできない息苦しさがあります。

そして、4月16日夜、北海道は『特定警戒都道府県』の1つとなり、
ふたたび、緊急事態の渦中にあります。

この状況や変化しつつある社会を受け止め、
その上で、私たちは、なにができるのか?ということに前向きになれたのは、
年度明けの怒涛の日々がやっと落ち着いた今週火曜日あたりから。

今週は、多くの団体さんの声を聞くことができました。
あの屋のお仕事先以外にも、お困りごと相談会の場や、
「自分たちにできることを」と手を上げた人々との会議、
長年お世話になってきたNPO諸先輩方の呼びかけにより始まった情報共有の場。

なにが正しいのか、なにを信じればよいのか、
自分の向いている方角がわからなくなるような、情報過多の中にあって、
全国各地に同じ方角を向いている仲間の声は、
私が迷って進めなくなった道を、いつも照らしてくれます。

春になれば…という淡い期待が打ち砕かれた今、
5月7日を迎えた時に、社会が正常に戻っているという期待は、正直持てません。
そして、「かつての日常」を求めることも、もうできないのだと思います。

現在、北海道の状況としては、「札幌圏域」と「それ以外」ではかなり状況が違います。
人口密度も生活スタイルも違う中で、どういった取り組みを行うか、
これまでの日常と社会と生活を、根本的に変えるという選択を迫られる中、
私たちNPOには、どのような役割が担えるか。

日頃から顔を合わせ、ともに活動している皆さん、
そして道内各地のNPOの皆さんと連携していきたいと思っています。

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緑道の春を告げる福寿草。咲きました。


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4月、市役所新庁舎の工事が本格始動。
すっかり見通しの良くなったので、山がキレイに見えるようになりました。
Posted by ayano sato at 21:07
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