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[報告10/4-5@旭川]伴走支援者・伴走ファンドレイザー研修 [2019年10月05日(Sat)]
朝からひどい雨だった金曜日。
認定NPO法人北海道NPOファンド主催の研修会を、
おなじみCoCoDeを会場に開催しました。

市民社会創造ファンド
市民ファンド/コミュニティ財団の「助成する力」を高める”助成事業を受けて、
右往左往してきた1年間。
新しい助成プログラムの開発と併せて行ってきたのが、
北海道における支援者コミュニティづくりです。

1月は、PCM(プロジェクトサイクルマネジメント)研修(報告記事はコチラ)。
今回は、伴走支援者・伴走ファンドレイザーをテーマにした研修でした。

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2日間の研修にエントリーした人は12名。
旭川、札幌、江別、函館……なんと東京からも!


1日目は、とにかくインプットの時間!

まずは、”伴走”といえばこの人!河合将生さんの講義からスタート。
2時間みっちりと、専門的な知識に基づくもの、たくさんの経験からお話いただきました。

あらためて『人』がやることの意味を問い直すと、やっぱり大事なのは、関係構築。
関係性の質を上げたり、深めたりしながら、
お互いの納得感や結果を共有することの積み重ね。

「なんだ、それなら出来るよ。やってるよ」ではなくて、
型を知っててやるのと、知らずにやるのは大違いだし、
意識的にやるのと、無意識にできているのでも大違い。
専門的知識に裏付けられることで、得られる安心感、信頼感はやっぱり大きい。

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「伴走」や「支援」を通して、私たちはどんな価値を提供できるのか。
まだまだ学ぶことたくさんある!


2つめのセッションは、実際に”伴走”された側はどう?というお題で、
大雪山自然学校の木村さん、ぴっぱらの森の川原くんに登場いただきました。

それぞれの出会いや、伴走プログラムにおける関わり方の違いなどを紹介したあと、
あらためて、振り返ってどう?と聞き始めると、ついつい、良い機会だなと欲が出て、
研修そっちのけで、振り返りの時間にしてしまいました(苦笑)

どちらのケースとも、関係者が多かったので、それぞれにもコメントをいただけました。
ぴっぱらのケースでは、「まちのプロジェクト基金」の評価報告書もお披露目となり、
この内容も踏まえつつの振り返りも、とても良かったです。

IMG_2681.jpg

この際だし、つい「不満はなかった?」って聞いてしまいました(笑)



夜は公開セミナーとして、「社会的インパクトマネジメントセミナー」を開催。
講師は伊藤健さん。こちらは、人数が倍になって24名に!
旭川近郊以外も、釧路・札幌からもご参加いただきました。
(セミナー案内記事はコチラ

社会的インパクトマネジメント」については、
評価からマネジメントという言葉にいつの間にか変わっていて、
じゃあ何が違うの?という問いに、なかなか落ちる答えに出会えていなかったので、
なんだか、とてもすっきりしました(笑)
そして、やっぱりこの考え方は大事。
知識として深めるよりも、今はまだ、より多くの人と、
あーでもない、こーでもないと意見を交わす機会を作っていきたいなと感じています。

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会場からのリクエストにも丁寧にお応えいただきつつ、とても丁寧に解説いただきました!
あっという間の旭川滞在。焼きほっけとラーメンは、また次回!



2日目は、アウトプットの時間!
1日目の感想、疑問と河合さんに聞きたいこと、みんなで話したいことを話す3時間。

最低限必要なスキルとは?資質とは?評価軸とは?

コンサルティングやファシリテーション、ファンドレイジングの知識やノウハウは、
研修会であったり、書籍であったり、いろんなところで得ることはできる。
ただ、それらを勉強しただけでは、どうにもならないスキル資質について、
現場感覚で共有する作業はワクワクしました!

また、福祉における対人援助や、ケースカンファレンスなど、
手法と言わずとも、何十年も前から当たり前に行われてきたことが、
NPO中間支援や伴走の現場に活かされている。
私自身も大学時代に強いこだわりをもって学んだ福祉の知識や現場感覚が、
いま活かされていることは、嬉しい気付きでした。

そして、そんな共通認識を、道内で活動されている皆さんと持つことができたのは、
とても良い機会になったと感じました。

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この2日目の時間があって良かった!!!


ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

また私自身は、やはりチームでの伴走支援をやっていきたい、
事例検討の機会づくりをしていきたいと、この研修を通して強く思いました。
とにかく広大な北海道。人材育成も大きな課題です。
この広域性を強みにできるよう、北海道の市民活動のために右往左往するもの同士、
これからもどうぞよろしくお願いしまするんるん

*伴走支援者・伴走ファンドレイザー研修は、NPO法人市民社会創造ファンド
「2018年度市民ファンド推進プログラム」の助成により実施しました。

*社会的インパクト・マネジメントセミナーは、
社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)、
一般財団法人社会的投資推進財団のご協力により開催しました。

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あの屋事務所から見える景色はすっかり秋。


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「まちのプロジェクト基金」で寄付募集を行った新ぴっぱら小屋では、
28日に餅まきが行われました。
あらためまして、ご支援ありがとうございました。
これからも、見守りお願いします!
(写真:森のようちえんぴっぱらFBページより)
Posted by ayano sato at 17:39
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