今日は札幌市内の8つの障がい福祉サービス事業所が連携して行う、複数事業所連携事業のスキルアップ講習会がありました。
テーマは「仕事ができる人の思考習慣-ブレイクスルー思考の活用」、講師は
弘ビジネス教育研究所代表取締役の栗原弘さんです。
栗原さんはこれまでの20世紀的モデルは過去の問題を分析し、考えるデカルト的思考であり、「過去の延長線上に未来はない」、未来から学ぶためのブレイクスルー思考へと、思考方法を変えてみようとおっしゃいます。
ブレイクスルー思考の7つの原則の一つ「目的展開の原則」に則って、実際に参加者全員が考えてみました。
今ある事実からではなく、目的から考え、「目的の目的」を問い続けていき、問題の本質に迫っていきます。
実際に自分が日頃行っている仕事の一つを取り上げ、「〜を…する」という文章で、その目的は…その目的は…その目的はと考え 記入していきます。
日頃、何気なく行っている仕事にもこんな目的があったんだと改めて実感しました。
「そもそもなんだ」という目的を考えることで、「どうあるべきか」という理想が見えてきて、どのようにすればよいかという解決方法を導いていく。
高い目標をつくった方が考える幅が広がり、また現状から考えるのではなく、究極のアイディアを出して、そこから現実に実現可能なところまで降りて行くことが大切。
まちがいや失敗を恐れず、考え抜く、 拡げ抜く、まとめ抜く、やり抜くの「4つの抜く」を手抜きせずにやってみる。
…などなど、日頃の自分の仕事を振り返って、お話の一つひとつが身につまされることばかりでした。4時間の研修があっという間に感じた中身の濃い研修でした。
栗原さんありがとうございました。参加者の皆さんお疲れさまでした。
(姉帯)