大地震をイメージした災害図上訓練をしました [2017年06月28日(Wed)]
みなさん、こんにちは。
最近は週末に天気が悪かったり、寒かったりと変な天気でしたね。 大変遅くなりましたが、昨年の10月頃から とても大切なテーマを話し合うために、 「なんきゅうとなり組」という名前のチームを作りました。 詳細はこちら→なんきゅうとなり組のチラシ.pdf そのテーマとは、 「大災害が起こった時のあむスタッフの対応」についてです。 利用者の方をどこまでサポートできるか? 電話がつながらない場合や緊急時にどう連携をするか? ご近所の方に何ができるか? もしかしたら助けてもらわないといけないこともあるかもしれない…など たくさん話し合うことがあります。 少しずつしか進められませんが、やはり準備していかないと! ![]() まず研修の第一弾として、「DIG研修」を行いました。 DIGとは、災害を具体的にイメージをする、机の上でできるゲームです。 研修のチラシはこちら→DIG研修チラシ.pdf 札幌市中央区の地域安全課の方々と、 札幌市DIGマスターという DIGの方法を教えてくださる方にお越しいただき、 札幌市の大震災についての講義と、 DIGのグループワークを受けました。 ![]() 札幌市にも3つの断層があり、 大地震が起こる可能性がとても高いとのこと。 最大震度7の地震のことを改めて振り返りました。 ちなみに震度6では、すでに立って歩けず、 床をはってしか動けないレベル ![]() ![]() 最初に、災害に備えて、今の時点でどんな準備してますか〜? ということをグループで話しました。 げげげ… ![]() 非常食は少しあるけど、まだまだ足りない…など、改めて考えました。 ![]() 次に、 災害が実際に起こった時の「自分の行動」についてイメージしました。 @地震発生!揺れがおさまった…さて、今何をしますか? Aその1時間後、何をしますか? B3時間後、避難場所が開設されて避難します。 さて何をしますか? C避難する時の持ち物を5つ挙げてください。 ![]() 意外に迷ってしまう〜〜 ![]() そして最後は、町内の地図を広げて、図上訓練を開始。 最初に、自分の自宅の場所を決めて、 次に、高齢の方や障がいの方をのご自宅を想定してシールを貼ります。 ![]() それから、マーカーで大切な場所を囲います。 @一時避難場所(公園など)や広域避難場所(まちづくりセンターなど)、 収容避難場所(住める場所、学校) A病院やスーパー、コンビニなど B危険な場所(近づいたら危ないガソリンスタンド、道路など) に印をつけます。 そして、最後には、 収容避難場所までどのルートで行くかを線で表します。 やっていくうちに、どこになにがあるのか、 助けた方が良い方のところにどうやっていくかなど わかってきました。 2時間という短い時間でしたが、 とても内容が濃く、今すぐに何を準備しなくてはいけないのか 考える貴重な時間になりました。 4,5人で話し合うと色々なアイディアが出て、 1人で考えるよりも、準備が早くできそうです。 区役所の方に問い合わせれば、講師の派遣等は無料ですので、 ぜひ活用されてみてはいかがでしょうか。 そして、今回は 幌西地区の町内会の方や旭山町内会の方もお越しくださり、 町内の方々と一緒に考えることができました。 ご協力くださった皆様、ありがとうございました! となり組 |