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移植サンゴかご保護実験 [2009年02月25日(Wed)]
昨年12月に地元のあか・げるまダイビング協会の人たちといっしょにサンゴの移植をおこなったことは、以前お知らせしました。そのとき移植した基盤の数は、全部で200個くらいでしたが、実はあの後、そのすぐ近くにもう1回サンゴを移植しました。今度は、全部で30個で、ずっと数は少ないのですが、半分の15個にはドーム型のかごをかぶせ、残りの15個はそのままにするという実験を始めたのです。






30個の移植サンゴのうち、15個はそのままで、あとの15個にはかごをかぶせました。



場所によっては、せっかく移植したサンゴが魚にかじられてしまい、ぼろぼろになって死んでしまうこともあります。そこで、魚が入れないようにかごで保護したら、うまく生き残ってくれるのではないかと考えて、それをかごの有る無しで比較して確かめようというわけです。







かごをかぶせたサンゴとそうでないもの、成長や生き残りに差は出るでしょうか。



実は、もうすでにこの2年ほど同じような実験をおこなってきました。ただ、そのときは、もっと大きな、1辺が数mもある網をサンゴを移植した岩全体にかぶせるという大掛かりなものでした。では、どうして今回は小さなかごにしたかというと、日本のずっと南にあるパラオ共和国でも、私たちは同じような小さなかごを使った移植サンゴの保護実験をおこなっていて、うまくいけばその結果と比較できるかもしれないと考えたからです。パラオでの実験はもう間もなく1年になり、ひとまず結果がでますが、阿嘉島での結果がでるのは、あと1年後です。さて、どうなるか、楽しみに経過を観察したいと思います。
Posted by アムスル at 14:19 | サンゴ | この記事のURL