水温計キャリブレーション
[2009年02月03日(Tue)]
先日、半年ほど海中に設置した水温計を回収し、新たなものと交換してきましたが、水温計にまつわる仕事は、それだけではありません。肝心のデータをコンピューターにダウンロードしなければなりませんし、その前に補正用のデータを取らなければなりません。
今回は20個の水温計を回収したのですが、全部がまったく同じ正確さで水温を記録しているわけではありません。水温計によっていくらかばらつきがあり、時には故障で間違った水温を記録している場合もあるのです。それで、回収してきた水温計を1つの容器に入れて同じ水温を測定し、たとえば水温が25.0℃なのに、ある水温計は24.9℃で0.1℃低いとか、別の水温計では25.2℃で0.2℃高いとか、水温計ごとの誤差を調べるのです。
回収した水温計を1つの水槽に入れて同じ温度を測定させ、機械ごとの誤差を調べます。念のために、正確な温度計でそのときの水温を記録しておきます。
時には、ヒータで水温を暖めて、いくつかの温度帯でおこなうこともあり、単純ですが、ちょっと面倒くさい作業です。けれど、間違ったデータを使うわけにはいきませんから、すこし辛抱して作業をおこないます。それが終わって、ようやくデータの解析に進むことができるのです。
ようやくすべての測定が終わり、きれいに乾かされた水温計です。これからデータを読み取ったら、次の出番までしばらく箱の中で休憩です。
今回は20個の水温計を回収したのですが、全部がまったく同じ正確さで水温を記録しているわけではありません。水温計によっていくらかばらつきがあり、時には故障で間違った水温を記録している場合もあるのです。それで、回収してきた水温計を1つの容器に入れて同じ水温を測定し、たとえば水温が25.0℃なのに、ある水温計は24.9℃で0.1℃低いとか、別の水温計では25.2℃で0.2℃高いとか、水温計ごとの誤差を調べるのです。
回収した水温計を1つの水槽に入れて同じ温度を測定させ、機械ごとの誤差を調べます。念のために、正確な温度計でそのときの水温を記録しておきます。
時には、ヒータで水温を暖めて、いくつかの温度帯でおこなうこともあり、単純ですが、ちょっと面倒くさい作業です。けれど、間違ったデータを使うわけにはいきませんから、すこし辛抱して作業をおこないます。それが終わって、ようやくデータの解析に進むことができるのです。
ようやくすべての測定が終わり、きれいに乾かされた水温計です。これからデータを読み取ったら、次の出番までしばらく箱の中で休憩です。