サンゴ養殖いかだの移動 その2
[2008年12月04日(Thu)]
サンゴ養殖いかだの移動 その1
慶留間島の海底にロープを設置した翌々日、いよいよいかだの引越しの日です。まずはいかだ同士を結んでいるロープを解いて、いかだを一つずつ運べるようにします。各いかだはアンカーや堤防から伸びている長いロープで係留されているので、最初に持って行くいかだからこれらのロープも外しておきます。移設場所までは船で曳航していきます。船が到着したら、船といかだを曳航用のロープで繋ぎます。船が動き出すと、ロープにひっぱられていかだがゆっくりと他のいかだから離れていきます。
船に曳航され港から出ていくいかだ。
この時研究員達は二つの班に分かれ、片方の班は船に乗り込み、移設場所に到着したら、海底に設置してあったロープをいかだに結んで流されないように固定します。もう一方の班は港に残り、船が戻ってくるまでに、次に持って行くいかだから係留ロープを外しておきます。
移設場所は、阿嘉島から見るとちょうど慶留間島の裏側になりますが、距離的には港からそれほど遠く離れてはおらず、道のりにして3キロ足らずです。けれども、いかだの下にはサンゴを収容したたくさんのかごが吊り下がっているので、ゆっくりゆっくり引っ張っていかなければいけません。その上、いかだには水の流れや風によってかなりの抵抗がかかり船の舵が利きにくくなるので、慎重に航行しなければなりません。そのため、1つのいかだを運ぶのに1〜1時間半もかかってしまいました。このような作業を3回繰り返して、3つのいかだを移動させました。
新天地に佇むいかだ。
いかだの下のかごは、普段は1.5〜3mぐらいの深さに吊り下げられているのですが、曳航中にかごが岩や根などに引っ掛からないように、水面近くまで手繰り上げてありました。ですから、移設後にかごの位置を元の深さに戻します。これで作業終了です。
作業終了後のかごの様子と海底からの眺め。
慶留間島に引っ越したサンゴ達。新しい場所を気に入って、かごの中ですくすくと育ってほしいですね。
慶留間島の海底にロープを設置した翌々日、いよいよいかだの引越しの日です。まずはいかだ同士を結んでいるロープを解いて、いかだを一つずつ運べるようにします。各いかだはアンカーや堤防から伸びている長いロープで係留されているので、最初に持って行くいかだからこれらのロープも外しておきます。移設場所までは船で曳航していきます。船が到着したら、船といかだを曳航用のロープで繋ぎます。船が動き出すと、ロープにひっぱられていかだがゆっくりと他のいかだから離れていきます。
船に曳航され港から出ていくいかだ。
この時研究員達は二つの班に分かれ、片方の班は船に乗り込み、移設場所に到着したら、海底に設置してあったロープをいかだに結んで流されないように固定します。もう一方の班は港に残り、船が戻ってくるまでに、次に持って行くいかだから係留ロープを外しておきます。
移設場所は、阿嘉島から見るとちょうど慶留間島の裏側になりますが、距離的には港からそれほど遠く離れてはおらず、道のりにして3キロ足らずです。けれども、いかだの下にはサンゴを収容したたくさんのかごが吊り下がっているので、ゆっくりゆっくり引っ張っていかなければいけません。その上、いかだには水の流れや風によってかなりの抵抗がかかり船の舵が利きにくくなるので、慎重に航行しなければなりません。そのため、1つのいかだを運ぶのに1〜1時間半もかかってしまいました。このような作業を3回繰り返して、3つのいかだを移動させました。
新天地に佇むいかだ。
いかだの下のかごは、普段は1.5〜3mぐらいの深さに吊り下げられているのですが、曳航中にかごが岩や根などに引っ掛からないように、水面近くまで手繰り上げてありました。ですから、移設後にかごの位置を元の深さに戻します。これで作業終了です。
作業終了後のかごの様子と海底からの眺め。
慶留間島に引っ越したサンゴ達。新しい場所を気に入って、かごの中ですくすくと育ってほしいですね。