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2026年01月31日

2026年1月31日土曜

30日の患者総数は52人、この時期としては少ない、インフルエンザの流行期が例年より1か月早かったことが影響しているのだろう。外国人患者は9人、全体の16.7%であった。
 国籍別ではフィリピン5人、USA2人、ペルー、ナイジェリア各1人ずつ。
 保険別では社保7人、生活保護1人、自費診療1人であった。
自費診療の1人は近くの米軍基地関係者の男児6歳、前日から呼吸器症状を伴う高熱が出ての来院。インフルエンザB型であった。内服薬を処方。もう一人のUSA国籍の方も発熱、ただし呼吸器系症状ではなく、激しい下痢を伴っており、感染性腸炎と診断した。
 突然の衆議院選挙、どうやら焦点のひとつはわが国の外国人政策のようだ。僕自身も現在の方針があってなきような状況、一部の地域の人たちに食い物にされるような状況ではいけないと思う。それにしても各政党の言い分を聞いているとなにやらおかしなものもある。極端なことを言えば人が集まる、注目されるというユーチューブの切り抜きのような劇場型選挙はそろそろ終わりにしてほしい。
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2026年01月30日

2026年1月30日金曜

29日の患者総数は55人、うち外国人患者は6人、全体の10.9%を占めていた。
国籍別ではフィリピンフィリピン4人、ペルー1人、USA1人。
保険別では社保4人、生活保護1人、自費診療1人。
自費診療の1人は在留30年というフィリピン人女性、不法滞在ではない。どうして自費診療なのかを聞き忘れが、内容は保険外の医療ではない。しかし、このような事例があることに驚く。
先月末に受診したアフリカ某国の男性44歳について、県内の某病院から情報提供書の返事が届いた。彼がやってきた理由はED、10年以上前に事故で手術を受けてからEDになったようで、悩みは深いようだった。いろいろな病院を受診しても当時の手術の経過がわからないのでほぼ門前払いになるようで、手術を受けた某病院を受診しても10年以上の前のことで、すでにカルテが廃棄されていてわからないと言われたことがあるとのこと。
これではどこの医療機関を受診しても埒が明かない。彼の体には確かに手術を受けた手術創が背部に縦に2か所。術後、膀胱へ体外から挿入したカテーターを通して尿が出ていたというその創が臍の下方に一つあるので、大きな手術を受けたことは間違いないようであった。ペニスからの排尿は術後はなかったとも話していた。
今回は手術を受けた某病院の泌尿器科に、彼が自分が受けた手術について理解していないこと、そのためにどこの医療機関を受診しても相手にされないことなど書き連ねて彼に受診してもらった。あれだけ大きな手術を受けたアフリカの男性の事であれば、たとえカルテがなくても覚えている人はいるだろうと。
その返事が昨日届いた。フォークリフトを運転していて事故に遭って骨盤を骨折、2013年11月に整形外科で手術を受けたが、自然排尿もできなくなり、カテーターを挿入したとのことだった。EDはまちがいなく事故によるものであったそうだ。その後、シアリスなど試したが、効果はなかったとも書いてあった。
この返事ですべてに納得がいった。受けた手術に対しての彼の理解が薄いのか、あるいは言葉の壁でうまく伝わらなかったのか・・・
いずれにしても資料をいただけたことで一歩は前進したが、彼の悩みであるEDは治らないだろう。外傷による支配神経の損傷によるものだからだ。僕が気になったのは医療費についてはきっと労災で支払われたのだろうが、EDという外見からではわからない彼の永続的機能損傷について会社から補償金が支払われたのかどうかという点だ。
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2026年01月29日

2026年1月29日木曜

 1月27日火曜日の患者総数は60人、外国人患者は10人、全体の16.6%であった。
国籍別ではドミニカ3人、フィリピン2人、ペルー2人、スリランカ、USA、ナイジェリア各1人ずつ。
保険別では社保3人、国保3人、生活保護2人、自費診療2人。
 自費診療のうち、1人は近くの米軍基地からやってきた4歳のお嬢ちゃん。なかなか咳が止まらないと・・・米軍基地内の人はいわゆる治外法権の中にいるので、何年日本に住んでいても、住民基本台帳に掲載されず、したがって在留カードも作成できず、日本の公的保険にも加入できない。そもそもが米軍基地の中は「日本ではない」と法的には解釈されるので、「日本に長く住んでいても・・・」という表現がおかしいのかもしれない。
 もう一人の自費診療はドミニカ人男性54歳。過去に公的保険に加入していたことがあり、また日本国内で就労していて不法滞在ではない。合法的な中長期滞在であり、当然、現在も公的保険に加入する義務がある。それでも加入しない理由は一般的には「日ごろから大きな病気に罹患しないので掛け金を払いたくない」とか「母国の家族に送金したいので、無駄な出費を抑えたい」の二つである。彼の場合には前者だと思う。
 このような人たちが増えると日本の公的保険制度は崩壊しかねない。公的保険に加入する資格がある人にとっては加入は義務なのに・・・やはり罰則がない義務である限りはこのような人の出現は阻止できないのだろう。そこで出て来た何らかの罰則というのが、日本の法律を守らない外国人についてはビザの更新を厳格化するという案だ。では日本人で公的保険の加入を拒否している人にはどのような罰則を考えるのだろうか? ごくたまにこのような日本人がいるので。
 ついでに言うと・・・こういう人たちがいざ、病気になった場合、やはり国保が使いたいと役所に泣きつくことが多い。すると市町村自治体により法令が異なるが、一般的には未加入となっていた最大3年分の掛け金を支払うと国保に加入できて、高額医療費助成制度も使うことができる。市町村自治体によっては3年分の掛け金を支払うお金がない場合、1年分とか、要するにもっと短い期間のお金で例外的に「福祉」と「人権」を考慮して国保への加入を認めていることがある。しかし、このような方法は一部の人たちが大好きな「平等」という言葉に照らし合わせるとどうなのだろう?
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2026年01月27日

2026年1月27日火曜

 1月26日月曜の患者総数は67人、外国人は14人、全体の20.8%を占めていた。
 国籍別ではフィリピン6人、ペルー3人、ネパール2人、パラグァイ、韓国、USA各1人ずつ。
 保険別では社保6人、国保6人、生活保護2人であった。
 生活保護の2人はともに日系のペルー人。平成の初期の頃、人手不足だが、不法滞在者に頼るわけにもいかないと、中南米の日系人をターゲットとして単純労働への従事でも入国を認めた、この政策の結果でもあろうと考える。当時の南米は経済的にも政治的にも不安定で、結果として日本語もおぼつかない日系人や日系人と結婚したり、あるいは養子縁組をして戸籍上の日系人となり、日本で出稼ぎをしたいという非日系の人たち、果ては日系チャチャと呼ばれた「にせ日系人」まで生み出した。
 日本人と結婚してやってくるフィリピンの人たちなどに比較して、日本に財産基盤のない日系南米人たちは生活保護に陥りやすい。日本語もおぼつかず、高齢化すれば探せる仕事も限られてしまうからだ。最後の砦の肉体労働も生活習慣病に罹患したり、そもそもが高齢になると勤めにくい。昨日やってきた生活保護の日系ペルー人男性75歳もほとんど日本語が話せない。
 この問題はしばらくは引きずる問題だろう。
 夕方6時半から県の外国人医療推進検討会議がzoomで行われて出席した。内容は国のデーターから借りた県内外国人患者受け入れの医療機関の各種データーの分析が主な話題だったが・・・約1年半ぶりぐらいに開催されたにもかかわらず、今後、何をしていくのか?という目標が何も見えない。そんな会議であった。
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2026年01月26日

2026年1月26日月曜

24日土曜日の患者総数は46人、うち外国人は18人、全体の39.1%であった。
 国籍別ではフィリピン15人、タイ、ペルー、ブラジル各1人ずつ。
 保険別では社保17人、生活保護1人。
 フィリピン人患者のうち、5人が発熱での来院。呼吸器系の症状を伴う人が4人、消化器系の症状を訴える人が1人。呼吸器系の症状を訴えた人のうち、A型インフルエンザとB型インフルエンザがいた。前日は日本人を含めて新型コロナの感染者が5人。新型コロナで高熱や体の痛みを訴える人はかなり、少なくなり、このようなケース、インフルエンザに罹患して訴える人の方が圧倒的に多いのに・・・昨日の新型コロナ感染の1人は高熱に体の痛みあり。再び、小さな波が来るのか、心配になった。
 外国人患者18人の中にフィリピン人の5歳の女児、12歳の男児、そして小児科の範疇ではないが、ペルー人の16歳の女性がいた。とくにフィリピン人の5歳と12歳は名前もまったくのフィリピン風。要するに保護者が日本人と結婚して生まれたお子さんではない。こうして日本で学校教育を受けて、きっと日本語が母語となるであろう。そういう人たちも含めて形づけられる将来の日本、いったい、どういう日本になっていくのか? 人にやさしい国であって欲しい。
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2026年01月24日

2026年1月24日土曜

23日の患者総数は60人、うち外国人患者は19人、31.6%であった。
 国籍別ではフィリピン13人、ペルー3人、韓国、パラグアイ、トルコ各1人ずつ
 保険別では社保12人、国保3人、自費診療2人、生活保護2人、
この自費診療の2人はいずれも社保に加入していて、医療の内容が保険適応外の健診などであったため、自費診療となった人たちだった
午後になってフィリピン人の母親40歳とお嬢さん15歳、発熱で来院。新型コロナとインフルエンザの抗原検査を行い、結果が出るまで外で待機、その後、結果が陰性なので中に入ってもらった。1年半前に日本にやってきたそうで、母親は全く日本語での会話はできず。お嬢さんの方はなんとか意思が通じる程度。いつも思うのだが、どのようなビザでこの年齢のお嬢さんを連れてきているのだろうか?ちなみに保険は社保であった。母親が日本人と再婚したのか?あるいは日本在住のフィリピン人と再婚したのか?いずれにしても以前より入国、中長期の滞在が比較的、簡単にできるようになった気がしてならない。
 診察中に家の場所を訊ねて驚いた。北隣のS市の中でも北の方。僕のクリニックからは1時間以上かかる。こんなに具合が悪いのに、遠路やってくるとは・・・できれば、彼女たちが日本人同様、住まいの近くで医療を受けられるような優しい社会であってほしい。こんな願いを抱いて35年以上、いまだに実現できないことにもどかしさを感じる。
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2026年01月23日

2026年1月23日金曜

22日の患者総数は71人、うち外国人患者は14人、全体の19.7%であった。
 国籍別ではフィリピン8人、韓国、スリランカ、USA、インドネシア、ペルー、ドミニカ各1人ずつ 
 保険別では社保11人、生活保護2人、自費診療1人、国保0人
インドネシア人女性19歳、呼吸器系症状にて来院、実習先の担当という日本人男性が付き添って来たが、しっかりとサポートされているようで・・・このような事業所ばかりなら実習生も安心だろうと思った。
 先日から何回か書いている医療滞在ビザを持つ外国人に国保加入を許してしまった件で・・・何が問題かと言うと、我が国で自費で医療を受けることを前提に発行される医療滞在ビザは3か月以上我が国に滞在できる、いわゆる中長期滞在ビザであり、それゆえ、住民基本台帳に掲載が義務であり、在留カードも発行される。ここまではほかの中長期滞在ビザを取得して来日した外国人と同じなのだが・・・ここからが異なる。中長期の滞在ビザの外国人は日本人同様に我が国の公的保険に加入が義務付けられている。ところが医療滞在ビザで来日した人はそもそも自国での財産の状況や受け入れ医療機関との調整を終えて、自費で医療を受けることを前提に発行されるものであるので、中長期に在留できるビザであるにもかかわらず、唯一の例外として国保、社保への加入はできないことになっている。
 ところが昨年の秋に広島県で医療滞在ビザを持つ某国の外国人に対して国保の加入を認めてしまい、高額な医療費をほぼ無料に近いような費用で行ってしまった。後にミスに気がついて役所は帰国してしまっている当人に医療費分の返還請求を行ったが、なしのつぶてだそうだ。自治体の住民に税金を無駄に使って大損をつくってしまったわけだが、実はこのようなケースはこの1例だけではない。数年前にも2例報道されている。
 市町村区役所の担当が医療滞在ビザについて誤解をしていたがゆえのトラブルだが、金額が数百万円と大きいだけに「次から気をつけます」では済まないような事例だ。担当の役人にはもっと自覚を持ってほしい。誤解の原因のひとつには役所の中の人事異動が頻回に行われることがあげられよう。知識の引継ぎがうまく行われないのだろう。
 昨日の夕方、市役所に非常勤で勤務する女性が僕を受診した。ひとしきり、診察が終わった後に、彼女に質問してみた。医療滞在ビザなら3か月以上、中長期に滞在できるが、公的保険には加入できただろうか?と少しとぼけて訊ねたのだが・・・彼女の返答は「加入できません」だった。医療滞在ビザでは加入できないとはっきりと話す彼女によく知っているねと褒めてあげたところ、だって担当ですからという言葉が帰ってきた。誰かに教わるわけではなく、仕事関係なので勉強したそうで、1人が得た情報は部署で共有するとのことで安心した。問題が残るとしたら、やはり勤務替えになり、新たな人が配置されてきた時なのだろう。わからないこと、初めてのことは周囲の同僚や上司に訊ねる、こういう姿勢を貫けば過ちは起こらないと思う。
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2026年01月22日

2026年1月22日木曜

 1月20日火曜日の患者総数は65人、うち外国人患者は7人。全体の10.7%を占めていた。
 国籍別ではフィリピン4人、ナイジェリア、ベトナム、モンゴル各1人。
 保険別では社保5人、国保、自費診療各1人。
モンゴル人男児0歳、ベトナム人男児0歳、ともに新生児。初めての来院。とくにベトナム人男児の母親は日本語がほぼできない状態。月一の土曜日しかやって来ないベトナム人スタッフと連絡を取りながらの対応。このような外国人同士の結婚で生まれたお子さんの受診がこの数年、本当に目立つ。きっと彼らにとってはこのクリニックの小児科が頼みの綱なのだろう。
とりたててモンゴル語の通訳がいるわけでもなく、ということはほかの医療機関を受診しても同じなはずなのにやってくるのは、我々が外国人患者の受け入れに慣れているということが安心につながっているのではないかと想像している。だれであろうと医療機関を受診して、受付でひそひそ話をされたり、眉をしかめるような顔をされたら、気持ちがよいわけはない。受付は医療機関の顔だから、気をつけねばならない。
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2026年01月20日

2026年1月20日火曜

1月17日土曜日は患者総数60人、うち外国人患者は14人、全体の23.3%であった。
 国籍別ではタイ5人、ベトナム4人、フィリピン3人、ナイジェリア、USA各1人ずつ。
国籍別でフィリピンがトップの座を譲ったのを見た記憶がない。そしてタイがトップになったという記憶もない。珍しい一日だった。
 保険別では社保9人、自費診療2人、国保2人、生活保護1人。
ベトナム人女性38歳、健康診断の結果を持ってきた。内容を説明してほしいとのこと。スマホを取り出して送られてきたQRコードを読み込むと結果が現れる。なんともややこしい。今後、健診結果の提供がこのような方向に進んでいくのだろうか?コピーを取るにしてもややこしい。
ベトナム人女性51歳、県央のA市から来院。事前にベトナム人スタッフを通じて胃が痛いので内視鏡検査をしてほしいと連絡があった。来院して診察すると・・・痛みは疝痛、部位は心窩部がメインだが、右の季肋部にかけて冷や汗をかくような痛みだとのこと。むしろ、胆石症を疑うような痛みだ。内視鏡検査は行ったが、とくに異常はなし。現在、超音波検査装置がないため、A市の公立病院に紹介状を書いた。通常はこのような病気を疑ったので、こういう検査をしてほしいなどということは決して紹介状には書かないし、患者にも話さない。診てくれる医師が別の疾患を考えるかもしれないし、それを含め、すべてを先方に任せるというのが一般的であるからだ。しかし、ベトナム語しかほぼ話せない患者を診ろと言われても、先方は困るだろう。それゆえ、具体的な症状や何をしてほしいと紹介状を書いたのかを「失礼を承知のうえで」と書き記した。先方の医師が適切な判断をしてくださること切に願いたい。
タイ人女性60歳、いつもは高血圧で通院中。待合室で待っていて、受付で話を聞いて、はじめて呼吸器症状でやってきたことが判明。あわててクリニックの外に出てもらい、新型コロナとインフルエンザの検査を行ったところ、新型コロナが陽性であった。院内を消毒せざるを得なくなった。

1月19日の月曜は患者総数71人、外国人患者は15人で全体の21.1%を占めていた。
国籍別ではフィリピン10人、ドミニカ、スリランカ、ケニア、ペルー、ノルウェー各1人ずつ
保険別では社保11人、国保3人、生活保護1人であった。
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2026年01月17日

2026年1月17日土曜

 16日の患者総数は70人、うち外国人患者は12人、全体の17.1%であった。
国籍別ではフィリピン6人、USA2人、ペルー2人、韓国、タイ各1人。
保険別では社保8人、自費診療3人、生活保護1人。この自費診療の3人のうち、1人は社保保有。今回は健診のため、自費診療となってしまった。「保険別」という表現は適切ではなく、「支払い形態」とでもしたほうが適切なのかもしれない。
韓国人男性67歳、会社の健診で肺疾患と脂質異常症を指摘されていたのに、ほぼ1年放置。最近、体調が思わしくないと来院。胸部レントゲンを撮影したところ、幸い、がん等悪性腫瘍を疑わせる所見ではなかったが、長い喫煙歴と関係する慢性疾患を疑ったため、近くの公立病院を紹介した。
ペルー人女性47歳、呼吸器系疾患で来院。長く日本にいるのだが、なかなか日本語が上手にならない。そのせいか、職が安定せず、生活保護となってすでに10年近くになっている。この先、生活保護から抜け出せるかどうか、かなり難しいと判断せざるを得ない。新型コロナもインフルエンザも陰性であった。
タイ人女性51歳、なんとか日本語が通じる程度の日本語。タイ語で聞き取りをしたところ・・・前日から下痢、発熱がある、その前の日に刺身を食べたという。新型コロナやインフルエンザでも消化管症状を訴えることがあるので、クリニックの外でチェック。陰性なので診察室で対応。急性腸炎と思うが、原因は細菌感染とウィルス感染とがあるので、採血をさせてほしいとタイ語で説明。了解を得たので採血施行、すると白血球数はさほど高くはなかったが、CRPが4.2と高い。細菌感染が疑わしいこと、便培養が必要なこと、そしてキャンピロバクタ―を疑うため、抗生剤を処方することを説明した。すると付き添いのタイ人女性に説明してほしいと言う。親戚の女性だそうで、彼女の方が全く日本語が話せず。再度、タイ語でなんとか説明を繰り返し、食事療法まで話して帰ってもらった。
フィリピン人女性57歳、日本人のご主人のことが好きで好きで、20年近く前に私に「パパの健康、私の幸せ」と名言を吐いた女性。会社の健診で「やせすぎている」と言われ、また中性脂肪が異常に低く、医療機関を受診するように言われてやってきた。いろいろと病歴など話しているうちにわかったことは・・・祖父が糖尿病で亡くなったために、異常に糖尿病を心配、3か月に一回は糖尿病専門のクリニックを受診して採血を行ってもらい、血糖値やHbA1cをチェックしてもらっているとのこと。データーを見せてくれたが、空腹時血糖値が正常上限よりやや低い程度、HbA1cは正常範囲内。それでも心配が尽きず、中性脂肪が多く含まれる食物をほぼ口にしていないとのこと。結果的に体重も落ちて来て、比較的ふくよかな人が多いフィリピン人女性の中では友人たちに「病気じゃないの?」と心配されているらしい。逆に今まで避けて来たこれらの食物を少し多めに摂取し、次回は2か月後に採血しようと話した。
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